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    • 2019.06.21 Friday
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    「がまんすること」

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      JUGEMテーマ:軽度発達障害児

       

       今年の夏は暑かった。尋常でない暑さ。
      水分補給と塩分摂取を行いながら・・・。
      そんな暑さのせいか、体調を崩して休む人も多かった。
      熱中症は怖い。だから、暑さに対してがまんしてはいけない。
      生命に関わるかもしれない。

       

       10年ほど前の特別支援学校の”おたより”に、卒業生のお母様
      より投稿された文章がありました。
      「こだわりを個性といいたいところですが、社会では認めてもら
      えませんし、通用しません。周囲に不快感を与えないように、
      少しずつでも、こだわりをなくしていくことが大事だと思います。
      しつけ、マナー、がまん(待つこと)を覚えると将来とても役に
      立ちます。」
      その通りです。その通りだと思うのですが・・・。

       

       

       「マシュマロテスト」という心理実験があります。
      子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した
      有名な実験です。
      部屋に4歳の子どもを招き入れ、机の上に1つのマシュマロを置き
      「用事があるからここで待っていて。そのマシュマロはあげるけど、
      私が帰るまで食べずに待っていたら、あと1つマシュマロをあげ
      よう。しかし、先にそのマシュマロを食べてしまったら2つ目はあげ
      ないよ。」と伝えます。
      がまんできた子どもは全体の約3分の1でした。
      何十年かの追跡調査の結果、自制心と社会的成功には相関が
      あるというものでした。

       

       

       がまんすること、自制心を持つことは、生きていく上で重要な
      ファクターの一つです。

       

       「やりがい」や「達成感」の根底には、多くの「努力」と「がまん」
      があるのだと思います。

        

       それを不得手とする人たちは、どうしたら身に付けられるのか?
      人それぞれ、置かれている環境も違うし、そのポイントも違います。
      支援する側の力量も必要だと思います。

       

       

       そういう私は、「無理をしない、がんばらない、がまんしない。」を
      心掛け、白秋の道を歩んでおります。
                                  いなば


      ほめること

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                                   ― 「誉める」―


        NESTに入社した頃、社長から幾度となく言われたことがあります。
        「褒める事をみつけ、誉めて伸ばしてください」
        褒めることはそれを見つける観察力が重要です、ふだん人を褒める
        経験が少なかった自分は褒め言葉もぎこちなく自分自身に何か足り
        ないものを感じていました。

         

        今は利用者さんとの関わりのなかで、そのことが大事な力になって
        いることを実感しています
         


        ほめることには、どんな意味があるのか?
        「人間には承認欲求があり、それが満たされると物事への意欲や
        理解の度合いが上がって、成長への好循環が生まれる」
        といわれています。
         
        利用者のKさんはどんな作業も一生懸命取り組む意欲はあるものの
        ミスや失敗で注意を受けると極端に心が萎縮してしまい心身が不調に
        なってしまう傾向をもっています
        ちょっとした指摘や注意だけでも心身にダメージを受け立ち直るまで
        におよそ時間を要していまいます。
         


        以前、作業方法についてレクチャーをされて、うまくできていなかった時
        、職員からそのことを指摘されると、本人は言われたとおりにしている!
        と主張、それに対して職員はできていないことを具体的に指摘、そのやり
        取りで本人は心身に不調をきたし数日間欠勤したこともありました
         
        またKさんの特徴は振り返りの時、自己評価の場面になると自分の主張を
        何度も繰り返し相手の話を聞く余裕がなく自己正当化の言葉ばかりが優先
        してしまうといったメンタルの弱さをもっています。
         


        そんなKさんに対して新たな接し方を考えるようになりました、
        それからKさんに対しては本人の持ち味である、一生懸命に頑張れる良い
        面を尊重し、良くできたことを褒めることを優先に関わってきました。
         
        まずその日の作業の取り組み方、その日の行動や言動その他、良いところ
        を見つけては褒めることを続けてきました、
        そして振り返りでは相手の良い部分を知るためにも、まず話を聞くことを
        繰りかえしました、相手が言いたいことをしっかりと聞くことで相手は
        安心して、こちらの話も受け止める心の余裕がでてきたことを感じます。
         


        これまでのこわばった表情の意思表示から…、自信と笑顔の前向きな言葉が
        でてくると、こちらも嬉しくなってきます。
         
        これからも単なるテクニックではなく、人を伸ばせるような褒める実践が
        できるよう取り組んでいきたいと思います。
                                                                                  原田陽二郎

        JUGEMテーマ:軽度発達障害児


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