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    • 2019.06.21 Friday
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    「気づき」がなければ…

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      JUGEMテーマ:軽度発達障害児

       

      「Sさん、おはようございます。 ファイトぉ〜 ヽ(^o^)丿」

      と私が振ると

      「いっぱ〜つ!!! (^_^)/」

      とニコニコしながら返してくれるSさん。

           

       

      某飲料CMを真似たSさんと私のやりとり。

      ちょっとしたことだが通所時の彼の表情、声のトーンを観察する。

      最近、彼にちょっとした変化があった。

       

      彼は送迎の関係で朝礼開始時間には間に合わないが、

      先週の金曜日(6/15)から自主的に朝礼の体操に参加するようになった。

      身体に障がいがあるため体を動かすことが容易ではないが、

      彼なりにゆっくりと屈伸運動や肩周りのストレッチをし、

      筋力維持に取り組んでいる。

       

      朝礼と言えば、「朝礼資料読み合わせ」というものがある。

      読み合わせ資料は遠藤社長が15年ほど前に作成されたもので、

        ・6Sとは

        ・あいえすおぅ

        ・報連相と気付き

        ・気づき

        ・慎むとは

        ・マナー11条

      の6つがある。

       

      そのうち1つを取り挙げ、一週間読み、耳に、頭に植え付けていく。

      全員がすべてを理解できる、とは言い難いが、

      資料の中には社会人として身に着けておきたい、身に着けるべき事柄が多くある。

       

      今わたしが気になっているワードがある

      それは朝礼資料「気づき」の中の一節。

      「気づきが無ければ進歩はない」

       

        

          (朝礼資料「気づき」)

       

      つい先日の出来事だったー。

      休憩時間になり、Kさんが

      「加藤さん。作業している製品は小さい方がやり易いと判ったよ」

      と、何気ない一言を発した。

       

      そういえば、確かにそうだ!

      50代のKさん。職人気質で、こだわり派。

      最近では携帯電話のポイントを活用し、

      拡大鏡メガネを手に入れ、日々の作業に活用している。

      (B棟で「拡大鏡メガネ」は大流行中♪)

      いつもは「ダッチインサートナット板はめ作業」を行っている。

      溝のあるナットに拡張板をはめ込む作業で、うまくはめ込むにはコツがいる。

      昨日までは大きいナット、今日は小さいナット。

      昨日までは「なんでNGになっちゃうんだろう…」と発し、

      首を傾げることが多かった。

      それが、昨日と今日では検品していると明らかに仕上がりが違う。

      大きいナットに比べ、小さいナットの作業はNGはほぼ無くなった。

      B棟作業者は体調やメンタルの良し悪しで製品の仕上がりが違うこともある。

      それに年齢的に大きい方が見えやすく作業しやすいと言う方も多い。

      だが、それは私たちの思い込みだった。

       

        

          (拡大鏡メガネ&治具)

       

      見え方は人それぞれ。

      力も人それぞれ。

      年齢を重ねていても、拡大鏡メガネなどを使用し工夫をすれば

      小さい製品でもしっかりと見え、キレイに仕上げることが出来る。

      Kさんは小さい製品の方が作業しやすく、きれいに仕上げることが出来た…

      それを自分の力で見つけ、笑顔で報告して下さったのだ。

      殻を破った瞬間…

      まさに「気づきが無ければ進歩はない」瞬間だった。

      小さな出来事だが大きな進歩。

      自分のことのように嬉しく思えた。

      すーっと、心が晴れ渡った瞬間でもあった。

       

      こんな瞬間にまた出会えると期待したい。

       

      By かとう


      「ほうれんそう の おひたし」

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        JUGEMテーマ:軽度発達障害児

                  
        朝 8:45 「おはようございます!ありがとうございます!・・・」      
        挨拶訓練の元気な声がNEST内に響き、NESTの一日が始まります。      
        朝礼の中では、挨拶訓練のほか幾種かの読み合わせも行います。      
        NEST独自の資料の読み合わせを行い、内容を再認識、      
        一日の始まりに気を引き締め、作業に入ります。      
            
        その資料の中のひとつ 「報連相と気づき」から・・・      
        ※ 報告とは、今上司の知りたい情報を完結に早く知らせる義務のこと。      
        ※ 連絡とは、相手の欲しい情報を欲しい時に伝え知らせる気配りのこと。      
        ※ 相談とは、上司の力を借りて自分が成長するチャンスや上司の

                           意見を聞いて問題解決する技術のこと。      
        「報告・連絡・相談」は、職場や研修など様々なところで耳にし、      
        今や誰もが知っている言葉になりつつあるのではないでしょうか。      
              
        最近、この報連相の話に関わり、      
        『ほうれんそうのおひたし』という話があるようです。      
        その『おひたし』とは・・・      
        「お」=怒らない      
        「ひ」=否定しない      
        「た」=助ける(困り事あれば)      
        「し」=指示する      
        報連相を受ける側の者が、この点に気をつけ誠意を持って対応すれば、      
        報連相する側が、よりしっかりと行動できる、と言うものです。      
        理由も聞かずに怒る、最初から否定、何も助けない、指示もない・・      
        そのような状況ではよい報告・連絡・相談は出来ません。      
        求めるだけだはなく、与えるということ。      
        たとえば作業中、一つの箱が終了 ⇒ 完成の報告となりますが、      
        声を出すタイミングが分からない、何と言えばよいのか分からない、      
        大きな声を出すことや、相手の状況を読むのが苦手、      
        という方も多くいらっしゃいます。      
        そのような方に頭ごなしに「すぐ報告してこなきゃダメじゃん!」ではなく、      
        職員が作業の進捗を常に確認し、報告出来るような状況や環境を整える。      
        最初は職員の顔を見ることもできなかった人が、アイコンタクトから

        徐々に 「あの・・・」と発声し、「できました」と小声から、

        「できました!」と自信を持ち、      
        職員の状況を読んで報告ができるようになる。      
        毎日繰り返し行うことで、報連相の大切さを身に着け、      
        社会で通用する人材になる。      
        その手伝いが私達職員の役割だと、思っています。      
              
        職員は利用者さんに対しては報連相を受ける側ですが、      
        職員間では報連相を行う立場となります。      
        『おひたし』の作り方を知らなければ、

        『ほうれんそう』を味わう事ができない、      
        ということになると思います。      
              
        因みに、『ほうれんそう』が広まるきっかけとなった書籍      
        『ほうれんそうが会社を強くする』によれば、報連相の本来の意味は      
        「報告、連絡、相談をしやすい環境を作りましょう」という、      
        上司に向けた言葉なのだそうです。      
              
        NESTの報連相が良く育ちますように・・・   


        障がい者の働くを考える

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          JUGEMテーマ:軽度発達障害児

           

          障害があるから働けないや、障害があるから難しい作業は出来ない、という考え方が本人や親だけでなく、未だにB型事業所やA型事業所の職員また経営事業主の考え方として蔓延っています。


          この考え方が、障害者就労支援施設福祉施設での利用者確保や囲い込みの根底につながり、いつまでたっても施設の利用者の工賃が上がらなかったり、悪しきA型事業所での大量解雇につながったりしてきました。

           



          この1年で日本各地では悪しきA型問題を抱え、障害者利用者大量解雇が発生しています。

           

          これは論外 障害者を食い物にしたビジネスをやらかしている事業所ですから、そもそも そんなのに騙されてはダメなんです。


          現状を語るには及びませんが全国レベルからみて 富士市は、まだまだ改善の機会が見込めB型利用者やA型利用者QOLの向上と工賃や賃金水準を上げられると伸び代に憂いを感じています。



          これまで障害者雇用や就労支援を経験してきた中で、昔から変わらず社会全体は障害があるから仕事がないとか障害があるから難しい仕事は出来ないという様な潜在的な偏見やギャップが存在しています、最近の富士市に於いてはユニバーサル条例まで作らせてしまうほどのムーブメントが一部市民から発生しましたが、着地点が見つからない、その動きをとても歯痒く居ても立っても居られない衝動にかられてしまいます。

           


          精薄とか白痴と言われていた時代から40年、障害者雇用に関わってきた中で障害者雇用促進の啓蒙啓発に対する私の想いも、とうとう結晶となってしまいました。



          ニート、ホームレス、若者、高齢者、障害者など就労弱者とし一括りにしたユニバーサルという捉え方、考え方で働き方改革や一億総活躍をひとつの形に創り上げようと、厚労省と経団連や連合そして日本財団が審議部会を立ち上げ、ユニバーサル就労として焦点を当て会議を重ねているようです。


          この場合に懸念されるのは、労働力として考えた場合の障害者は最後に置いてきぼりにされてしまうのではないのかという事なのです。



          ユニバーサルという言葉の傘で障害者や弱者を守った感に自己満足されてはならないと強く思います。


          また、障害という言葉がユニバーサルという言葉で稀釈され受容の壁を低くする事は障害を持って産まれてきた子の親は我が子の障害感からの現実逃避や安堵感といった様な錯覚に陥いるのではないのかと心配しています。

           



          ユニバーサルという言葉で障害感の敷居は低くなるのかもしれませんが、障害者雇用の敷居までも低くなったわけではないのです、大切なのは その中身なのです、本質なき題目だけに合掌する姿をこれ以上は見ていられません。

          荒唐無稽な言葉には具体的な方法や数値目標もなく、障害者雇用の促進は時代を逆行していると富士市の現状について危惧いたしております。

           


          行政刷新会議(事業仕分け)による価値ある社会的資源が解体再編され8年…



          2010年に当時の政権は蓮舫議員による仕分けを断行し、日本障害者雇用促進協会を解体再編しました。



          まさに日本の障害者雇用にとって専門的立場による裁判官的且つ指導アドバイスを組織的に展開してきたオピニオンリーダーを再編により失ってしまったのです。

           


          自立支援法と日本障害者雇用促進協会が両輪の働きを果たしてくれていればと想うと残念でなりません。

          今、悪しきA型問題が浮き彫りになり、総合支援法では漸く重い腰を上げ後手となる情報公開制度等や評価による減算等の処置を実施し始めました。


          日本の障がい者雇用は額面では雇用率が上がったなどと浮かれているようですが時代を逆行しているのではないかと危惧致しております。


          障がい者就労支援に於いてもビジネスライクな事業者がニュービジネスだとばかりに、ハゲタカのように群がり利用者を貪っている様にしか見えません。



          この昏迷した障がい者就労支援事業と障がい者福祉の迷走を日本障害者雇用促進協会の再構築により再び明るい光と青空の見える世界に戻して頂きたいと痛切に感じています。

           

           

           

               

          遠藤一秀

           


          「ストッパー」

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            JUGEMテーマ:軽度発達障害児

            先日 書家の金澤翔子さんとお母さんがテレビ番組で紹介されていました。


            インタビューでは「この子らが自立していくには私たちがストッパーになってはいけないんですね」のお母さんのひと言で私は30年前に採用前の保護者面談での情景と17年前の不慮の列車事故で亡くなられた障害者社員のことが脳裏をよぎりました。

             

            葬儀の際ご両親が、「危険だからと外へ出す事をためらっていたら、この子の人生はこんなにも輝いてはいなかったでしょう。これまで普通に人並みに働く事が出来て幸せな人生でした。感謝いたしております」と、話された事が走馬灯の様に当時を思い出させ、おもわず絶句してしまいました。

             

            30年前になりますが採用前には必ず預かる覚悟や預ける側としての親の覚悟を保護者面談の際に話していた頃がありました。


            世の中が豊かになって来たという事なのか、ハングリー精神という言葉とは程遠い世の中に感じ時代に合わない事を言うのはよそうと思い始めたのも、それから何年もしないうちでした。

             

            金澤翔子さんのお母さんが話した事も当時 私が保護者の方々に話した事も同じことを言っている様に思いますがストッパーが必要か、或いはストッパーを外すべきかについては子を持つ親として命を守るという観点においては親としての私も我が子にストッパーをかける側に立つのだろうと思ったら呑み込んだ筈であった金澤翔子さんのお母さんの「ストッパー」という言葉が再び口もとへと戻され改めて金澤翔子さんのお母さんの言葉の重みと勇気を噛み直し、腑に落としたのでした。

             

             

             

             

            遠藤一秀

             


            今更気づいた〜確認を怠るな!!

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              JUGEMテーマ:軽度発達障害児

               

               年が明けて早いもので早5か月が過ぎてしまいました。年々と1年が超早く感じます。

               今年に入り2月に自動車同士の接触事故から始まり、仕事上においても記入漏れや他

              のことも含めて失敗が続いてしまいました。

               このようなことが続いたため、自分の至らなさに失望し精神的に落ち込み自分を責め

              ることが多くなりました。

               悶々とした日々がしばらく続きましたが、このままではいけないと思い、どうして接

              触事故や仕事上の失敗がおこったのかを考えてみました。

               

               まず2月の自動車の接触事故ですが、私がT字路で一旦停止後右折をしようとしまし

              たが、その時左側から車がくることをしっかりと確認をすることなく右折したためにお

              こった事故でした。幸い接触した程度で双方とも怪我もなくすぐに示談が成立しました。
              仕事上の記入漏れの失敗については、記入後に確認することが不十分だったためにおこ

              った失敗でした。

               

              落ち込む前に原因を冷静に考えよー
              でした。
              私がそういった失敗をするという事は
              そもそもが、そそっかしい人なのだと
              ならば、そこをどう改善していけるか
              なのです!
              改善方法は1つ
              必ず確認する事でした
              確認を怠るな!!
              です。

               

               今回の接触事故や記入漏れについての失敗は、確認を疎かにしなければ防げたという

              原因がはっきりとしました。
              そのため、その原因について今後は改善していけば良いと考えられるようになると、精

              神的に落ち込むことや自分を責めることがなくなりました。

               人間は完璧な存在ではないので必ず失敗することはあります。しかし、失敗をした時

              に落ち込み自分を責めるのではなく、その原因を冷静に考え今後に向けて改善すること

              が大事であることに気が付きました。そのことによって同じ失敗は少しずつなくなって

              いくのだと思います。

               

               現在私は、ダストブーツというゴム製の自動車部品のバリを取る作業を中心に支援を

              しています。バリを取った後、利用者にバリの取り残しがないかNG品がないかの確認

              確認をしてもらっていますが、確認が不十分な時もあります。支援員がバリの取り残し

              やNG品の検査はしますが、利用者が確認をすることでバリの取り残しやNG品なを利

              用者自身が見つけることができ、1人で作業の完結ができるようになります。また、利

              用者と支援員との2重でのチェックをすることで、さらに製品のバリの取り残しやNGを

              確実に見つけることができるようになります。


               今後、今まで以上に作業を行う利用者の方々にも確認する事の大切さを伝えていくと

              同時に、私自身も1つの仕事の終了時に必ず確認をしてから終了するようにしていきた

              いと思います。

               

               


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