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一枚の写真
- 2018.03.27 Tuesday
- 障がい者就労支援
- 18:00
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- by cocorone-nest
JUGEMテーマ:軽度発達障害児
先日、学生時代に属していた運動部のOB会に参加した。
半数以上が教員になっており私の隣の席には、都内の支援学級の教員になった後輩が座った。
後輩とは支援学級での話題が中心になった。
「実習生、よく来るよ」と何気なく言うと、「実習生を受け入れているんですか」と、驚いた顔で質問された。
話を聞くと、都内では実習を受け入れてくれる企業が少なく、教員達の悩みの一つになっているとのことだった。
電話でアポを取り内容を説明するために企業に足を運び実際に受け入れてくれるのは、ほんの一握り、また1回受け入れてくれてもその次は断られてしまうことも少なくないらしくフジ化学のように継続的に、受け入れる企業が稀だとも言っていた。
地域性じゃないの?東京だし、と聞き返したが、どうも違うらしい。
実習時に生徒や教員が何か問題を起こした訳でもなく、心当たりもない中で断わられた事に対して対策もできず、本当に困っている様子だった。
私の職場のフジ化学には、毎日のように支援学校(学級)から実習生がやってくる。
約1日の体験とはいえ、実習生だけでなく、引率の職員も真剣に取組んでいて社会科見学のようではなく、緊張感が伝わる態度には、いつも感心させられる。
実習開始時には「お願いします」、帰る時には「ありがとうございました」と大きな声で礼儀正しく習時間内は無駄口は一切ない。
引率の教員は、作業手順が違っていると必ず発見し即効で正しい手順のレクチャーを実施する受け入れる側である現場の社員や作業者は、実習生の行動を注意深く見て、危険はないか作業の段取りは間に合っているか、不安な表情が表れていないかなど、適度な距離感を保ちながら過干渉にならないように配慮して見守っている。
実習する生徒、引率教員、受け入れ側が強い信頼関係で成り立っている。
市内のある中学校の卒業アルバムに実習中の生徒さんたちと一緒に社長が映っていた。
何故だろうと不思議に想っていたが、現場のスナップ写真をみつけ謎が解けた。
あらためて、社長へのリスペクトと同時に我々のボスが誇らしかった。
赤池
案ずるより生むが易し
- 2018.03.20 Tuesday
- 障がい者就労支援
- 11:31
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- by cocorone-nest
JUGEMテーマ:軽度発達障害児
JUGEMテーマ:仕事とは
時として思いもよらぬことは起きるものです。
フジ化学の現場リーダーが予想だにしない股関節の痛みで2週間ほどお休みとなりました。
リーダーは知的障がいというハンディを負いながらも現場で作業しているA型利用者さんへの指示や作業の段取り、ラインのコントロールなど総合的に現場では必要不可欠な存在でした。
そんなリーダーが2週間もいない事は私にとって不安で、「ピンチ」でした。
リーダーの仕事を何とか自分がやらなくてはとばかり考えてしまいました。
そんな時、工場長から「利用者さんに上手く仕事を割り振って任せてみたら。みんな現場の戦力として働いているんだから応えてくれるよ」
とアドバイスを頂きました。
「ピンチ」と思い込んでいた私は利用者さんの可能性を信じることが出来ていませんでした。
一度冷静になってリーダーの仕事内容を振り返り、利用者さんの特性を考えながら仕事を割り振りました。
Gさんには、メッキの色選択を担当してもらいました。
色選択を行うには何百種類もある部品の色を理解していなければ出来ません。
イボ(※イボとはGさんが言う選択ボタンのことです)を押すタイミングや注意事項を説明し、確認しながら行う事で、間違えずにイボを押せるようになりました。
後日、社長から聞いた話ですが、利用者さんの連絡帳には、「イボを押すのが夢に出てくる」と書いてあったそうです。
夢に出てくるほど緊張感を持ち、集中して作業に取り組んでいるのだと思いました。
色選択は責任感のある仕事なのでGさんがプレッシャーに押しつぶされてしまわないか心配もしていましたがスムーズに対応してくれました。
リーダーが復帰した現在も色選択の仕事はA型の利用者Gさんが行っています。
私は利用者さんに教えるより、自分がやった方が早いと思っていましたが、仕事において「配置と指示」というのは重要なことだと気づきました。
教えるのに時間はかかっても、長い目で見れば、大きな戦力となります。
今後も利用者さんの可能性を信じ、利用者さんの力が最大限に発揮できるように、丁寧な指示と分かりやすい説明を行っていきたと思います。
小田
3月10日JSTについて
- 2018.03.14 Wednesday
- 日常
- 17:22
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- by cocorone-nest
JUGEMテーマ:軽度発達障害児
支援員になりもう少しで3か月が経とうとしています。
私はこれまでに接客業であったり工場勤務や販売業など人と接する職種の仕事を経験してきましたが、障害者の人達と接する仕事は初めてだったので最初は少しだけ戸惑いました。
そういった不安もありましたが、毎日利用者の方達と接しているうちに作業に対する真面目な姿勢や集中力に驚かされたり、とても素直で頑張りやの方達が多く、毎日が新鮮で充実して過ごさせて頂いています。
3月10日(土)にJSTを行いました。
JSTとはJob related Skills Trainingの略で、職場における対人技能トレーニングのことです。職場で一般的に想定される対人コミュニケーション課題を設定し、グループワークの中でロールプレイや意見交換を行いながら職場で必要となる対人コミュニケーションのスキルを身に着けるものです。
今回のテーマは「気持ちを切り変える」でした。
悪い例、良い例をみんな交代でロールプレイし、意見を出しあいました。
気持ちの切り変えができない悪い例で気づいた点は、人と比べたり、ネガティブな考え方で周りに悪影響を与えてしまう、短気はよくないということ。
うまく気持ちの切り変えができた良い例で気づいた点は、自分の落ち込んだ時の対応方法が身についている、ポジティブな考えで周りにも良い影響を与える、その日のうちに家で気持ちの対応ができているということでした。
最終的に、気持ちが落ち込んだ時の自分なりの対応方法を身につける、人の良い所を真似して人と自分の悪い所は比べない(自分との戦い)という意見でまとまりました。
私自身も気持ちを切り変えるのはあまり得意なほうではないので、一緒に考えるいい機会になりました。
これからも日々の訓練やJSTを通じ、利用者の方たちと一緒に成長していけたら幸せです。
小川
「当たり前」などない
- 2018.03.08 Thursday
- 日常
- 17:50
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- by cocorone-nest
タイトル:今年も収穫の季節です!
2015年から取扱いを始めました
NESTの顔とも言える富士山にんじんジュース。
お問い合わせも増え、様々なイベントで活用・販売や、
有名店舗で販売していただいたりと身近な所で見かける機会も増えています。
NEST小泉のある静岡県富士宮市近郊では
〇富士市 杉山フルーツ様
〇富士市 松坂屋様 f-biz「fトピ」コーナー
〇沼津市役所内「とも沼津店」様
〇静岡市 静岡伊勢丹 地下「ふるさと村」様
〇静岡県内 静鉄ストア様
などで販売していただいております。
NESTでの直接販売も含め、是非足をお運びください!!
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上記の文章は、昨年の11月2日に書いてあったブログの下書きです。
翌週には原稿をアップするつもりで書いたものですが
今日までパソコンに保存されたままでした。
昨年11月5日の朝、左耳と頭の中に違和感を感じ目覚めました。
午前中は不安を感じつつも何とか過ごしましたが
翌日からは吐気、回転性の眩暈、耳鳴りで居ても立ってもいられない状態になりました。
近隣の病院に向かい下された診断は「突発性難聴」
翌日大病院に行き、即1週間入院するようにと紹介状をいただきましたが
大病院での診断は入院2週間との事…
病院の先生からは、病気が完治する確率・聴力が少し回復する確率・聴力が戻らない
確率はそれぞれ3分の1だと何度も聞かされました。
あれから4か月。
聴力は3分の1程度しか回復しておらず、1年中鳴りやむ事のない耳鳴りなど、
様々な症状に悩まされています。
「当たり前」にできていた事ができないつらさ。
病気になってみて改めて「当たり前」などない事に気づかされました。
ありがたい事に、仕事に復帰させていただいてからは
利用者の方の支援にあたらせていただく機会があります。
「出来て当たり前」と思わないように、
何故出来ないのかを、利用者の方の目線となり一緒に作業も行う事で
出来るようにする為には、その為にはどうしたら良いかを学び
「出来るように」支援していけたら、どんなに希望が湧いてくることでしょう、と
ワクワクドキドキの毎日です。
小さな幸せ
- 2018.03.02 Friday
- 日常
- 17:43
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- by cocorone-nest
小さな幸せ
生きていく中で、嬉しい事や楽しいこと、つらいこと悲しい事は日常の中に当たり前のようにあります。
時には、辛さや悲しみでいっぱいになってしまい、心を閉ざしてしまい、誰かを傷つけてしまう事もあるのかもしれません。
私自身、昔からマイナス思考気味な所があり、前向きに考えようと思ってもなかなか出来ず、しんどいと感じる事が多々ありました。
子供の頃にいじめ、というものを経験してから、他人を怖く感じてしまい、人と全く関われない時期もありました。
でも、辛い悲しい事ばかりではいけないと思い、中学生頃からは自分にご褒美として好きな物を買ったり、出かけたりと、自分の好きな事だけをして過ごす時間、自分の中で“幸せ”と感じる事が出来る時間を作るようにしています。
そして、その幸せ、嬉しい事、楽しい事を共有できる友人と出会った事で、以前より人との関わりに恐怖を抱く事は無くなりました。
自分の人生を面白く出来るのは自分しかいない。
それなら、変に我慢しなくてもいいのではないかと思います。
つらい、悲しい思いを、自分の中に留めるだけでなく、誰かに聞いてもらったり、紙に書き出してみたり、例えば、枕に顔を押し当てて叫んでみたり(笑)
誰かに話す事で、解決策が見つかるかもしれない。
紙に書き出す事で、整理できるかもしれない。
叫ぶ事で、気持ちが落ち着くかもしれない。
そこからまた、幸せを見つけて笑えばいい。
某SNSで“幸せ貯金”というものを知りました。
その日にあった“幸せ”だと感じた出来事を紙に書いてビンなどに貯めておき、1年の終わりに開封する、というものです。
私は、まめな性格ではないので続けられないと思い、やってはいませんが、小さな幸せを感じる事が出来たら、日々を今よりも楽しく過ごす事が出来るのではないかと思います。
人生には、幸せと不幸は半分ずつだと聞いたことがあります。
悲しい事、つらい事があった分だけの、喜びや楽しみがある。
日々小さな幸せを見付けて過ごせたら、今よりも更に毎日を楽しく過ごせるのかもしれません。
“幸せ”は、それぞれ異なる形で、誰の中にも存在します。
NESTでの支援の中で、今はその“幸せ”を毎日見付けることが出来、私は幸せです。
長谷川
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