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    • 2019.06.21 Friday
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    がんばれニッポン!

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      JUGEMテーマ:軽度発達障害児

       

      平昌オリンピックが始まった。
      連日連夜、オリンピック競技が行われ、
      手に汗を握り、TVを食い入るように見る…


      どの競技も目を引かれ固唾を飲んで応援していたが
      ケガから復活を果たしたフィギユアスケートの羽生結弦選手の迫真の演技、
      高木那菜・美帆姉妹が活躍した一糸乱れぬ見事な隊列で
      金メダルを勝ち取った団体女子パシュートは感動を覚えた。


      曲が終わる瞬間―
      ゴールする瞬間―

       

      TVの前で手に汗を握り応援していた私たち家族は
      安堵と狂喜に包まれ「よくやった」と拍手を送る。


      選手にとっては日々の努力が実を結んだ時。
      想像を絶する様々なプレッシャーを跳ね除け勝利を手にする…

       

      私も夢中になれる「何か」を見つけたいと思った。

       

      とある暖かな日のお昼―。
      元気でムードメーカーのSさんと、同年代のAさん。
      いつものように若かりし頃の話を始めた。
      するとスキーの話になり、昔話に花が咲いた。

       

       Sさん「昔は良くスキーに行ったなぁ。
            夜中に家を出て、山梨抜けて長野へ行ったよ」


       Aさん「そうそう。俺も行った。
                  俺は蔵王へいったかな。あの頃は楽しかったなぁ〜」

       

        I支援員「俺も行ったよ〜。あの頃が懐かしいねぇ」

       

      そんな他愛もない会話から
      「この二人、チェアスキーもありだな…」
      と内心思った…。

       

       

      彼は長谷川順一選手。
      トリノパラリンピックに出場したパラリンピアンである。
      一度は現役を退いたが、教え子に感化された彼は、
      昨シーズン、現役復帰を果たした。
      まだまだ自分のスキルを向上させたい、と日々努力を積み重ねているのだ。


      彼はスキーだけではない。

       

      車いすバスケットのプレーヤーでもある。
      実際にプレーを目の当たりにしたことはないが、
      車いすバスケは「格闘技」と評されるほどの激しいスポーツ。
      そんな彼の筋肉は半端ない。
      ちょっとした段差でも車いすを後ろ荷重にし、前輪を浮かせ
      ウィリーをしたまま自力でヒョイと段差を跳ね上がる。
      とてもパワフルでアクティブな彼を見ていると、何ら私達とは変わらない。
      ただ、車いすを使っている、と言う違いがあるだけ。

       

      そんな彼と接していると、私が日ごろ接している利用者さんに
      ちょっとした刺激を与えたくなる。

      そんな時だった…

       

       「そういえばオリンピックが始まったね。
        俺さ、『ボッチャ』ってやってみたいんだよね」

       

      とSさんがポツリとつぶやいたー。

       

      私自身、学生時代にカーリングに似た「ペタンク」と言う競技をしていたこともあり、
      私もボッチャを体験してみたくなった。
      昨年4月にレクで行った「カローリング」。

       

       

      その時のSさんは久しぶりに行うスポーツを少年のように楽しんでいた。
      ボッチャやカローリングは、アダプテッド・スポーツ。
      (adapted sport=何が出来るかに着目し、ルール等を適応させる)
      障がいの有無など関係なく、誰でも手軽に楽しめるのが良いところ。

       

      以前、社長からこんな言葉をいただいた。


       目標は、どんなに高くても高すぎることはない
       目標を達成することや到達することも重要だが
       目標へ向かうまでの過程における知恵と努力や工夫
       そこへ向かう姿勢に価値が生まれ、人間の器を大きくしてくれる
       だから目標は高ければ高いほど人としての成長に欠かせない

       

      この「ボッチャをやってみたい」はキッカケに過ぎない。
      数年後、プレーヤーとしてSさんが大活躍しているかも知れない。
      キッカケを活かし、どのように考え、行動できるか…
      彼自身のQOLを向上させるための「ボッチャ」となることを願う。


      幸い、静岡県ボッチャ協会の事務局が富士市にあり、
      私たちが住む富士・富士宮はボッチャが盛んであることがわかった。


      せっかくのチャンス。
      Sさん、この際、一緒にボッチャをやってみますか?!


      スポーツは「する」「観る」「支える」の3つの形態がある文献で読んだ。
      私でも出来る「支える」を何らかの形で出来れば良いな、と思った

       

      special thanks;長谷川順一&史歩

       

      かとう


      自分の中の鬼

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        JUGEMテーマ:軽度発達障害児

         

        2/3は節分でしたが、各家庭で『豆まき』は行われたのでしょうか。 
        昔に比べ、鬼に扮する父親の話も聞かなくなりましたし、 
        その意味やいわれなどを親から教わり、行事として行うことよりも 
        恵方巻きを食べる日、になってしまったような気がします。 
        我が家でも子供が大きくなるにつれ、いつしか行わなくなりました。 


         
        前日の2/2、休憩中に若い男性利用者さんから 
        「明日は節分ですね」という話しかけがありました。 
        節分ってなに?と聞くと、「豆まきをします」 
        豆まきってなにをするの? 
         「鬼に向かって豆をまきます」 
        鬼ってどこにいるの? 
         「自分の中の鬼です」という言葉が返ってきました。 
        自分の中の鬼って、どんな鬼? 
        「弱い自分のことです」、そう言うと笑っていました。 
        その先を話したかったのですが、休憩時間は終了し 
        作業再開となったため、残念ながら話はここで終わってしまいました。 
         
        自分の中の鬼とは、どのような状態、

        またはどんな性格を言うのでしょうか。 
        例えば、気が強い、強情、頑固、勝気、出しゃばり・・などの強さ。 
        もしくは気が弱い、内気、人前で話せない、神経質、泣き虫などの弱さ。 
        さまざま・・自分の短所を鬼と捉えるのではないか、と私は思います。 
        私の中には・・・怒りんぼ鬼、怠け鬼、諦め鬼、がいます。 
        周囲を見渡すと他にも、いたずら鬼、けんか鬼、忘れ物鬼、など 
        いろんな鬼が見えてきます。 


         
        そう考えると、彼が作業の休憩中に豆をまきたい鬼は、 
        作業中に独り言を言ってしまう自分、 
        作業中でも、所構わず大きな欠伸をしてしまう自分、 
        作業に集中できない自分、 
        なのかもしれません。 
        これらは、彼が作業中に度々、注意されてしまう内容です。 
        そして、それらを直せない自分なのかもしれません。 
        彼は今、その鬼たちと葛藤中。 
        どうしたら作業に集中できるのか・・・ 
        日々、模索しながら作業を頑張っています。 
         
        自分の弱さを見つけて認め、豆をまいて鬼退治。 
        弱さを強みに変えていく。 
        苦手を強みにリフレーミングすれば、 
        お喋りなのは、社交的で活発だから。 
        空気が読めないのは、動じない自分らしさを持っているから。 
        集中できないのは、視野が広く気が回るから。 
         
        彼自身の努力でも届かないところは、 
        私達職員の創意と工夫。 
        作業ではなく仕事と言う意識を高め、モチベーションを持続するための 
        職業教育と個々の障がいへの配慮。 
        そこから見えてくる彼本来の力を引き出し、 
        強みを活かせるような支援をしていきたい。 
        そんなことを感じた今年の節分でした。 


        大切な人

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          JUGEMテーマ:軽度発達障害児

           

           

           

           私は、幼少期や学生時代に掛け、両親に厳しく育てらましたが、お蔭様で友人に恵まれ楽しく過ごすことができました。
           しかし、社会人となり吃音のため上手く話ができないことが次第にプレッシャーになり、耐えることができず仕事を辞めました。
           仕事を辞めてから友達との交流も少なくなり、多くの友人とは疎遠になりました。

           

           両親については、私は厳しく育てられたためあまり好きではありませんでした。しかし私が仕事に復帰するまでは多くのことを語ることなくじっと待ち続けてくれました。

           そんな中で母親が、私の事を厳しく育てたのは、吃音がある私が人からバカにされないようにするために、教育に関しては特に厳しくしたと話をしてくれました。
           その話を聞いてからというもの両親への見方が変わり、親の大きな愛情の中で過ごしてきたことに気が付きました。
           また、仕事に復帰するまでの時期に何人かの友人とは交流が続き、学生時代からの友人は仕事のことには何も触れず家に呼んでくれ、他愛もない話に付き合ってくれました。
           社会人になってからの友人は、仕事をしなければダメだよと何度も叱咤激励をしてくれました。
           またある友人は、「困ったことがあったら、いつでも言って欲しい。助けるから。」と優しい言葉をかけてくれました。
          そのような周囲の支えもあり、勇気を出して行動し、再び仕事に復帰できました。

           この経験をして気が付いたことがあります。大切な人、これからも大事にしていかなければならない人というのは、自分が苦しい時に支えてくれた両親、友人などの周りの人たちだということです。現在も支えてくれた人たちとの関係はしっかりと続いています。
           また、現在勤めている職場においても社長、上司、同僚の方々にも苦しい時に支えていただきながら楽しく過ごしています。

           このブログをご覧の方の中にも、今現在苦しんでいる人もあるかもしれません。
          でも自分の周りをよく見てください。きっと自分のことをいつも気にかけてくれ、支えとなっている人がいるはずです。

           私は現在職業指導員として利用者の方々と作業を中心とした活動を共にしています。 
          その中において、利用者が自分にあった就労先に就職できるように少しでも支えとなれるような支援をしていきたいと思います。


           
                                                杉山


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