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    • 2019.06.21 Friday
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    未来の担い手

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      JUGEMテーマ:仕事とは

       

       ITの進化と共に、人の手を離れる仕事について何かと話題になっています。オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授は20年後までに47%の仕事が、人に変わりロボットが担うと詳細なデータを積み上げ、大胆に予測しました。

       

       仕事とはいったい何なのでしょうか?人は生きるために食料を追い求め狩猟しました。また農耕をおこない食料を調達してきました。仕事をして対価を得て、生活の糧とする。でも果たして、それだけでしょうか?

       

       先日、職業講和(キャリア教育)では、まさに『仕事とは』をテーマにさせて頂きました。また進路学習会でも保護者や教諭へ向け『NESTの取り組みと、将来、働くため』についてお話させていただきます。

       

       フジ化学から始まり、ココロネ、NESTへと受けがれた実績や取り組み、そして仕事とは『人としての成長』これは従来の温もりや優しさを求めた福祉ではなく、ひとりひとりが社会の中で強く活き続けるためのリアルな挑戦だと私は実感しています。

       

       社長からNESTの職員へと受け継がれた熱い想いと実践を、富士圏域のみだけでなく広く地域社会へと広め、発信していくことも私の努めであり使命だと感じています。 

       

       私は障がい者の就労支援に就いてきましたが、これまで幾つもの苦悩や困難、失敗も経験してきました。それは多くの方々との巡り合いであり、支え合いでもありました。これほど幸福な仕事は無いと、ご縁を頂いたことにも感謝しています。どんな社会になろうとも、仕事に誇りを持ち戦力と成る人材育成が、私の使命だと受け止めています。

       

       人が便利や効率を追求した結果が、人の仕事を奪ってしまう。

       

       将来を担う子供たちの行く末が危惧されます。

       

       未来の担い手のため・・・決して諦めはしません。

       

       

                           三浦 豊

       

       


      【フジ化学村のAという若者のおはなし】

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        JUGEMテーマ:軽度発達障害児

         

        富士宮の山奥深い里に、Aという若者がおりました。
         
        Aは大層な働き者で、昼間は会社で、帰ってからは家業の
        手伝いを毎日しているそうです。
         
        それだけでなく、食事の支度や、
        掃除、洗濯など、率先してやっているんだとか。
         
        そんなAは、同じ富士宮でも山奥の里から1時間ほど東にある、

        【ふじかがく】という会社に勤めているのでした。
        この会社には、付近の働き者があつまり普段から切磋琢磨して

        いるのでした。
         
        あるとき、工場の敷地内に小さな紙の切れ端が落ちていました。
         
        働き者が集まると言っても、それは「こうじょうでのしごと」

        という狭い範囲でのこと。
        ゴミを拾うということは誰も教えていない。
        そもそも、ゴミが落ちていないことが
        あたりまえの工場なので 、ある者は遠巻きに見たり、またある者

        は、またいだりと、誰一人として拾う者はおりませんでした。

        そこへ、部品を取りに近くを通りかかったAが
        ヒョイッと拾い上げ、ゴミ箱に捨て、そして部品を持って現場に戻った。

        その一連の流れるような
        動作を見ていた支援員はとても驚き、思わず「ありがとう!」と、

        大きな声で言ってしまった。
         
        Aはなぜ感謝されたのか判らずポカーンとしていた。
         
        Aは普段から家業の手伝いを
        やっているためか、動作に無駄が無く、作業がとても効率的。
         
        そのため、ゴミが落ちている
        ことに気が付いたら拾う、ということは当然のことであって、

        何ら特別なことでなかったよう。
         
        その後、この出来事を見ていた他のりようしゃたちも、率先して

        ゴミを拾うようになった。
         
        褒められたい一心なのか我先にとゴミ拾いをするようになった。
         
        お祭りのような、一時の盛り上がりだろうと支援員は考えていた。
        すぐに飽きるだろうとも考えていた。
         
        しかし、それは良い意味で見事に裏切られ、現在までの間、ずっと続いている。
        もし、【ふじかがく】に見学にくる機会があったら、工場や設備だけでなく、

        何気ない動作にも注目してほしい。
         

        赤池


        仕事に対するモチベーション(やる気、意欲)

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          JUGEMテーマ:軽度発達障害児

          仕事に対するモチベーション(やる気、意欲)は必ず仕事の生産、結果に表れると言われています。
           
          モチベーションを高く保ちベストな状態で作業に取り組むことが出来ればいいのですが、なかなか簡単なことではありません。これは、一般企業でも同様です。
           
          利用者さんの作業を毎日観察していると、日々の違いがよくわかります。
          作業に集中し、すばやく出来る日もあれば、利用者さん同士の言い合いから作業に身が入らない日、作業に集中していないがゆえに、多くのミスを出してしまう日などがあります。
           
          私は、利用者さんのモチベーションが低い時はすぐにわかります。
           
          フジ化学は一般企業であり多くの取引先の要望に応えながら、品質の良い製品を生産し納品しています。
          お客様は、作業者が健常者、障がい者だからではなく不適格な製品があれば、すぐにクレームになってしまいます。
           
          品質の良い製品を生産するために作業は丁寧さを要求されます、私は必要に応じて利用者さんに対して厳しく叱ることもあります。
          叱る時は、なぜダメだったのか、どうすれば良かったのかを伝えるように心がけ、叱った後は利用者さんの様子を観察して必ずフォローし小さなことでも褒めるようにしています。
           
          正直、私に叱られる事で利用者さんのモチベーションは下がります。
          私も利用者さんのモチベーションが下がってしまわないように気を配っていますが、現場に多少の厳しさも必要で、厳しさがなければ現場全体が緩い雰囲気になり不良品やミス、怪我が多発にもつながります。
           
          ただ、厳しいだけでは利用者さんも作業が嫌になり、モチベーションが上がらないので小さなことでも褒める様フォローします。
           
          これからも叱ると褒めるを繰り返すことで利用者さんのモチベーションを保ち、良い雰囲気で作業に取り組んでいきたいと思います。
           
          ところが、最近、私は利用者さんに対して「叱る」と「怒る」の使い分けが出来ないことも、利用者さんに対して「怒っただけだったな」と思う事があります。
           
          これからは、利用者さんが「なぜ」できないのか、どうしたらできるのかを考え解りやすい説明をし、1人1人に合った方法でレクチャーができるようにしていきたいと思います。

           

           

           

           

           

          小田


          “なりたいもの”と“向いているもの”

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            JUGEMテーマ:軽度発達障害児

             

            私は、幼い頃に決めたことを大人になるまで曲げずに来ました。
            中学生の時に“将来はこの車に乗りたい!”と決めた車があり、今はその車に乗っています。
            小学生の時に“保育士になりたい”と思い、保育を学べる大学に進学しました。
            そして“障がいを持つ方と関わる仕事がしたい”と思ってから数年後、私は今、就労支援センターNESTで働いています。

             

            ですが、小さな子供の憧れが夢に変わっただけ。自分のことを何もわかっていない時に決めたため、大人になり、社会に出て、初めて学んでいると理解できてきました。“自分は保育や福祉の仕事に向いていないんじゃないか”と。

            それでも、大学を中退する、や、夢を諦めるといった選択肢は全くなく“ここまできたなら最後までやろう!”という気持ちでした。ここでやめたら後悔する、と思ったからです。
            私は、やる前から諦めてしまうタイプですが、途中まで来たら諦めたくない、とも思うタイプだと最近気付きました。

             

            “ここまで来たなら最後まで”
            “学んだことは無駄にはならないだろう”

             

            そんな気持ちが、諦めないことに繋がるのだと感じます。
            ただ、そう考えることが難しいと感じる人もいると思います。
            そういう時、誰かからの言葉で元気をもらえ、前向きな思考になるのだと感じました。

             

            成りたいものと向いているものが一緒であることが一番かもしれません。でも、向いていなかったとしても、それが自分の成長に繋がり、また、今まで見えていなかった“自分”というものが見えてくるのだろうと思います。今まで知らなかった自分の能力や特技、性格を知ることが出来るのだと思います。

             

            新しい、とか、初めて、といったものは、不安や緊張が伴います。そこで諦めてしまう、と言う人もいると思います。けれど、世界を広げるには、新しいもの、初めてのことに挑戦していくべきだと感じます。

            夢や憧れ、理想と現実のギャップにくじけてしまう人もいると思います。
            諦めてしまう人も、耐えられず辞めてしまう人もいると思います。
            でもそれは、挑戦してみてから決めることなのかもしれません。
            誰かの意見より、自分で体験してみることが1番なのかなと私は感じます。

             

            私の好きな曲の歌詞に以下のようなものがあります
            “やる前からダメだって決めつけてるだけで、ほら、やれないわけじゃない”
            (曲名:明日へのYELL) 

             

            自分にはできないと思っていても、実際やってみると、全くできないわけではない。決めつけてしまうことが可能性をつぶしてしまう。
            これは、NESTのクレドにも書かれています。


            自分も、そして利用者さんに対しても、決めつけずに“やってみよう”と思うこと、思ってもらうこと。

            まず挑戦してみること。
            そして、できるだけ前向きな言葉をかけること。

            現実を伝えつつも、それぞれの夢や理想に近づけるように支援していきたいと思います。

             

             


            長谷川


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