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    • 2019.06.21 Friday
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    職員の成長は利用者の成長

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      職員の成長は利用者の成長 「案ずるより産むがやすし」

       

      私が担当している支援は、施設外就労先のフジ化学様の吊るし掛け作業(製品をめっきする前の準備としてハンガーに掛ける。)

      です。

      ハンガーの種類だけでも8種類以上あり製品には、類似品もあり、混入防止のために、全部が終ってから、容器に製品を入れる。

      類似品は最初の製品が全て掛け終わり確認してから類似品をかけ始める等のルールが決まっていて難しいと思うのですが、皆、

      間違えなく正しくスムーズに出来ています。

       

      時間あたりの出来高から個別の能率評価により時給単価を決定しているのですが、個別の能率が時給単価を上回れば時給単価を

      比例しアップし、能率が下回れば改善策により能率をアップしていかなければならないのが私達支援員の役割となります。

       

      また振り返りの時に利用者さんと毎日の出来高をグラフにして前回の出来高と今日の出来高を比較するようにも指示されては、

      いたのですが、他の作業でもそうですが中にはグラフを見せるとモチベーションを下げてしまう利用者さんがいることや作業実績表への記入自体ができない利用者さんもいることから、そういった社長からの指示が無茶苦茶だと思い込み実施していませんでした。

       

      ところが、社長から直接確認の指示があったのです。

      私は実施していない理由を説明するのですが、そんなことが社長に通用する訳もありませんでした。

       

      社長より「出来るから兎に角やってみろ!!」と強く言われました。

      そこでようやく私は作業実績表を作成し利用者さんに実績を記録するようにしました。

       

      社長からアドバイスをいただき、作業実績表を直した所、全員が、記入出来るようになりました。

       

      実際にスムーズに記入できるのを目の当たりにして、社長が、強くご指導くださった意味が、ようやくわかりました。私達は、無理なのではと決めつけて職務怠慢をしていたと言うことが改めてわかりました。

       

      数が少ない時は皆が正しく記入出来て順調でした。

      AさんとBさんは、長くやっているため最初は、少しだけでしたが、どんどんと慣れて素早く正しく沢山出来る様になりました。

      当初は、1日3千個程度でしたが今は、最高で1万2千個程度出来るようになり、沢山の数になると、ダブって記入してしまうようになりました。

      社長が「グラフを付けてみろ!!」と言われグラフを付けるようになり、最大値を、皆同じにして比べて見ると、どう見ても多く書いてしまっている時が、あります。

      製品により、掛けやすいものと掛けにくいものがあり、かなりスピードが違いますが、それでも、明らかに多すぎます。

       

      本人たちは、いたって真面目に記入しており誤魔化して多く書こうと言う気は、全くありません。

      更に1ハンガーのタイムと個数をはかって見て計算をするとやっぱり明らかに多いのです。

       

      どうしたら良いのか??

      途方にくれましたが、社長のおっしゃっている言葉を思いだし、自分も出来ると信じて構造化、数値化をすることを考え、段×列、時間等を自ら記入するタイプの新しい作業実績表を作成しました。

       

      まずBさん作業実績表を変更しました。すると当日から正しく書ける様になりました。

      Bさんは、数字の記入がとても苦手ですがデジタル時計の数字を見たまま正しく記入出来ます。真剣にハンガーの段と列を数えて、

      全掛けか何個置きかを作業前に確認し記入、終わった時に1ハンガーの終了時間を記入出来ました。※自然に1ハンガーあたりにかかる時間もわかります。

       

      一番驚いたのは、最初は、作業実績表をかえることに気が進んでいなかったBさんが、わかりやすく間違えないで出来るので個数自体はダブって記入してしまった時より個数は少し少ないのですが、自分がしっかりと記入出来たことが自信に繋がり「この方がわかりやすい。」と、とても喜んでくれ「皆これの方が良いと思う。」と、気に入ってくれました。

       

      その言葉で私も、とても元気が出ました。皆同じ作業実績表にしたら正しくちゃんと書けると思い。

      Aさんに「新しい作業実績表にしよう!」と伝えた所、「出来ない、わからないから」と新しい作業実績表も見もしないで怒って

      しまいました。それでも作業をして今迄の日報には書けました。

       

      翌朝、再度説明をしても、「出来ない、やりたくないから」と怒っていましたが作業は、いつもどおりはじめました。私が、最初の

      3ハンガー分を記入して、そのままそっと作業実績表をいつもの場所に置いて様子を見ました。すると、4ハンガー目からしっかりと、自分で書ける様になりました。

       

      二人とも似たような所があり、最初に作業実績を記入する際も同じようなことがあり、何度か説明し、難しくないとわかると自ら進んで作業日報を書けるようになりました。

      兎に角、今までと違うことが苦手で出来ないと思い込み怒るのです。(私も同じでしたが・・。)

      でも時間がたつと自分の態度が悪かったと後で思い直し「さっきは、すみませんでした。」と謝ってくださったりする優しいAさん笑顔がとても素敵です。個数も増えて日報を記入し、それを報告することも楽しみになってきています。

      ※その姿を見て、本日も本当にがんばれて良かった。私もがんばろうと思います。

       

      社長の理念である仕事を通じて互いに成長するという言葉を改めて実感させられました。私はその理念だけでなく職員全員で毎朝唱和しているクレドを改めて見つめ直していきたいと誓いました。構造化、数値化、視覚支援それらによりモチベーションが支えられているのだと改めて気づかせていただきました。

       

      臼井

                                     

      旧作業実績表

      旧作業実績表 

      新しい作業実績表

      新作業実績表

      グラフ

      グラフ

       

       

       


      「自閉症スペクトラム」

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        JUGEMテーマ:軽度発達障害児

         


        先日、富士宮のイオンへ買い物に行くと、入口付近で数名が
        ビラを配っていた。
        近づくと、その中の一人が知り合いだったのであいさつをした。
        彼は自閉症児の親で、「自閉症」の啓発活動で、リーフレットを
        配布していた。
        それを受け取り、「お父さん、がんばろう!」と、心の中で声を
        掛けた。

         

        019.JPG

         

        「自閉症スペクトラムの特性を持つ人への合理的配慮」
        ☆言葉だけでなく、目で見てわかる説明を
        ☆抽象的な表現をさけ、具体的に
        ☆ゆっくり、短く、一つずつ分けて
        ☆否定的な表現をさけ、肯定的な伝え方を
        ☆静かで、刺激の少ない場所だと集中できます
        ☆先の見通しが立つと安心です
        ☆常識と思っていたら通じていないことも、必要なことは説明を
        お願いします
        ・・・リーフレットより

         

        017.JPG

         

        理解しているつもりであるが、時々スルーしてしまうこともある。
        初心にかえり、その文章を再考する。
        無意識に、そのような行動ができるようになれば・・・。

        個性を認め合う社会、笑顔で暮らすことができる社会、地域共生
        社会に、ゆっくりと一歩ずつ近づいていってほしい。

        いなば

        015.JPG

         


        【お花見ウォーキングのはずでしたが。。。】

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          春の日差しが快く感じられる季節となり、
          各地から桜の便りが聞かれてまいりました。

           

           NESTでも、恒例となりました浅間大社でのお花見。
          今回はウォーキングを兼ねての予定でしたが、
          4月8日土曜日は残念ながら雨天中止となってしまいました。。。


          そこで、施設屋内でのレクリエーションに変更です。

          今回は、


           ユニホック/ペタボード/カローリング/ボウリング/輪投げ
          を行い、屋内で身体を動かします。

          普段聞きなれない種目について簡単に説明します。

           

          ・ユニホック ・・・イメージとしては、グランドホッケーに近い競技で、
          スティックを用いプラスティックボールを相手ゴールに入れ得点を競うゲームです。

          ・ペタボード ・・・イメージとしては、カーリングに近い。
          プラ製のパックを専用のキューで押し出し目標点に行かに近づけて競う競技です。

             

          ・カローリング・・・イメージとしては、ストーンの代わりに
          ローラーのついたのストーンを用いたカーリングです。

            

           

           3グループに分かれて各々室内競技を楽しみ、
          夢中になるあまり、ついつい力が入り本気で競い合ったり、自分より高得点を出された際には
          とても悔しがっている様子も見られました。
          普段の訓練中には見せないリラックスした表情を見せてくれた利用者さん達が大勢いました。


          程よく体を動かした後は、お弁当をいただきました。


           満開の桜の下での花見弁当。。。

           

           とはかなわなかったですが、室内にレジャーシートを広げ雰囲気作り、
          普段余り交流する時間の無い A型、B型、移行支援、それぞれの利用者の皆さんが
          同じ体験をして、各々思い思いに楽しい話ができ、コミュニケーション能力を磨く
          貴重な時間、経験となりました。

          普段は無口な方も、にこにこした表情でとても楽しそうに話をしている姿を見ると
          やはり環境はとても大切な要素なのだな と改めて感じる次第でありました。

           


          来年のお花見は晴天に恵まれることを祈りつつ、
          楽しい話に、大きな花を咲かせている 利用者の皆さん、職員でありました。


          相談対応

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            JUGEMテーマ:軽度発達障害児

             

             

             

             今日は就労支援センター NESTでは利用者だけでなく、就労されたOBやOGの

            方もお呼びしてのお花見の予定でした。

            ・・・残念ながら昨日からの雨…

            お花見は中止、室内でのレクリエーション及び仕出し屋さんに注文してあったお弁当を

            室内で会食する事となりました。

            この様子は次回のブログにてご紹介させていただきます。

             

            3月に入った頃から、精神的に落ち着かなかったり、通常であれば対応できる事に対応

            出来なくなってしまったりする利用者さんや就労されたOB・OGの方からの相談が

            増えています。

             

            新年を迎え、すがすがしい気持ちでスタートを切り、それぞれの目標に向かって進んで

            おられた方も、新年の緊張が解れ、少々力み過ぎていた事による疲れが出てきたせいか、

            はたまた陽気のせいでそわそわと落ち着かなくなっているのか、何が原因かはご本人達

            にもわからず…

            被害的な気持ちになったり、頑張っているのに報われないと悲しい気持ちになってしまったり、身体の調子が整わないという方もいらっしゃいます。

             

             そんな皆さんからのお悩みに、どのように対応させていただいているのかと言えば…

            NESTでは利用者さんや保護者の皆さんとの連絡ツールの一つとして『連絡帳』が

            あります。

            毎日記入される方もあれば、何か質問がある時だけ利用される方もいらっしゃいます。

            同様に毎日ご記入いただいている保護者様もいらっしゃれば、伝えたい用件やご質問

            がある時にご記入下さる保護者様もいらっしゃいます。

            そんな自由なツールです。

            ご記入いただいた時には簡単であってもコメントさせていただいております。

             

            また、その他の対応ツールとして『電話』が存在します。

            就労されたOB・OGの方にはフォローアップスケジュールを立てさせていただいており、

            概ね1年半の期間内にて近況をお知らせいただくようにカレンダーにお電話していただき

            たい日を記してお渡ししております。

            予定の日以外でももちろん相談の電話を受け付けております。

             

            そしてもう一つ、『面談』という方法があります。

            利用者様や保護者様、OB・OGの方を対象にして日程時間を調整して対応させていただいております。

             

             いずれも、渾身の力を振絞って対応させていただいているつもりです。

            ご相談の多いこの時期、年度替わりという事もあり、また今年はNEST青葉町開設

            も重なり、その他業務をこなす上でも時間配分だけでなく、自身の心身バランスを

            保つ事も、とても困難になっているのが実情です。

            思いもよらず『福祉』の世界に足を踏み込んでいる自分には、業務をこなす上で日々

            課題が満載です。

            …ただ、そのような存在にも関わらず頼りにして下さったり、嬉しい事、悲しい事を共有

            してほしい相手としてとらえて下さっている皆様に対してちっぽけな自分の渾身の力を

            振絞っての対応を続ける事こそが、業務を全うするという事では無いかと感じています。

            そうであっても力不足ではありますが…

             

             

                                                                   


            ご挨拶

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              自身を振り返れば、40代まで富士市へ本社を置いた関係上、 富士市との関わりも強かったですが、50代からは富士宮市へ 本社を移動し,それからというものは富士市の障害者雇用に 対し哀愁の念を募らせていました。 障害者雇用を推進する富士市行政から疎遠な環境であった私は特にここ数年、 歯がゆい想いをしてきました。 数々の想いが託され、ようやく私の念願でもあった富士市での 事業所を実現した事が私にとっても また富士市市民の皆様にとっても障がい者就労支援の突破口として 期待が高まるところです。 私は仕事を通じて人を育てる 『 職業教育 』 をこれまでの 取り組みとして貫いてきました。 そこから生まれた独自性は個別支援計画や支援ツールに反映され 現場での支援として実践してきました。 溢れ出るアイディアは時として業務を圧迫するが独自性を高めた 支援技術のハードルは高く、職員にも苦労をかけることでしょうが、 利用者さんのニーズへ結果をコミットできる唯一の手段であると 信じてやまないのです。 職員にも利用者にも共通するものとして『 ものづくりは、ひとづくり 』 この信念を持って、 これからも更に独自性のあるチャレンジを続け富士市民に愛される 社会資源となって行きたいと考えています。                遠藤一秀

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