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    • 2019.06.21 Friday
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    『精神一到何事か成らざらん』  (新任職員の投稿)

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    JUGEMテーマ:仕事とは

     『精神一到何事か成らざらん』この言葉は小学校の恩師に教えていただき、それからというもの、自分の座右の銘として、常に意識して生活してきました。言葉の意味は、「諦めず真剣に取り組めば、どのような事でも達成できる」です。私は何かあるたびに、この言葉を思い出し奮起するようにしています。これまで私が関わってきた人々に学んだこと。それは何かに取り組むとき、年齢や障がいの有無など全く関係なく、子ども、お年寄り、障がいを持つ方…誰もが「一生懸命」に取り組み、物事を成し遂げる姿は、傍から見ていると胸が熱くなるほど心を打たれるという事です。
      
     私が入社して僅かですが、それはNESTで作業に取り組む利用者さんにも垣間見えます。作業に取り組む様子をを見ていると、まるで『禅』です。黙に、ただひたすら真剣に製品と向き合う眼差しは真剣そのもの。作業がひと段落するたびに「できました!」と自信とやる気がみなぎる声で私たち支援員に応じて下さいます。昨日より今日、今日より明日は作業数を増やすという目標を持って作業を行ない、実現させることもは大切です。日々の歩みは僅かかもしれませんが、積み重ねればいずれは富士山のようになるかも知れません。ここに集う人々が想い描く『夢』は様々。サッカーが強くなりたい、自分の店を持ちたい、工賃を増やしたい、親から自立したい…!彼らが夢に向かって一歩でも前進できるように、様々な形で支援をしていくことが私たちの使命です。私も彼らに負けないよう、『夢』を持ち、真剣に取り組んでみよう、そう感じながら、日々の業務に取り組んでいます。


    職業指導員 加藤知春

    ネバー・ギブアップ!!!(新任職員の投稿)

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      JUGEMテーマ:仕事とは

      私は福祉関係の仕事に携わったこともありません。そんな私が就労支援センターNESTの支援員として採用してもらえ、社長からの教育を受けた時、〈福祉〉ではなく「一人の労働者」として、〈障がい者〉ではなく「一人の大人」として先ず受け入れて欲しい。受け入れると次に『こんな状況になってしまい、どうしたら良いのだろう』という疑問に何度も何度もぶつかる、知識が無いからその都度、自己判断で前に進まず素直に相談をする。この繰り返しこそ支援員としてのスキルアップに繋がる。利用者の方々に配慮しつつ自分も学びレベルアップし、更に学びレベルアップする。積み重ねを続け、高くなるにつれ利用者の方々への配慮がどんどん深くなり、支援員としての器が広まると。私には、とてもわかりやすい説明でした。
      支援員として様々な障がいを持つ大勢の方と作業をして、一つの手順を伝えるとその作業が黙々と続きます。ですから伝え方は、その方に理解してもらえるよう、文章だけでなく、図や写真を取り入れ、数等も分かり易くフローチャート等が用意されています。
      作業内容の評価も大切です。前回より作業ペースが上がった人を褒めます。前回に、ここは気をつけよう!と指示された工程を丁寧に作業する人を褒めます。もちろん褒められずとも、ひたすら丁寧に作業し続ける人もたくさん居ます。評価も様々で「昨日より作業ペースが速くなりましたね。」「丁寧にできていますね。」「前回は150個でしたが、何と今日は200超えましたよ!」という感じです。プラスの評価を受けた時の、利用者の嬉しい!という表情がとても素敵なんです。人は達成感を持つと意欲も高まり、次の目標が持てるのだと改めて気づかせていただきました。
       NESTで仕事をし始めて日々感じていたことがあります。健常者と障がいを持つ方の作業をする姿勢には何がどれほど違うのだろう…。
      健常者は休みたくなればズルイ作戦を立てられます。失敗したら原因探しし、自分を正当化しようとします。(そんな人も多く居ると思います。)障がいが有る方は、巧みなズル賢さなど全く無く、真面目に取り組む姿勢には頭が下がる思いがしました。
      就労を支援する職員の力量で利用者は個々の優れた能力が引き出されます。能力を高め伸ばすことで健常者となんら変わらない。いえ健常者を越えた戦力と成る。そう成った時の達成感を当人とともに大きく味わいたい私です。
        NESTの職場で仕事をし、収入を得るチャンスを皆さんは既につかんだのですから、次のステップは更に多い収入、それに連動する喜びを積み上げて行くだけです。“チャンスを得た皆さん”の中には私も含まれます。支援員というチャンスをいただいたのですから。
      就労支援センターNESTのホームページに『人は誰でもどこかしら平均から外れています。背の低い人は、踏み台を使って高い所の物を取ります。視力の悪い人は、眼鏡をかけて物を見ます。一つだけ違うのは“障がい者”にされてしまったこと。何に対してもそのせいにされ期待をされず自立に挑む環境が与えられない』…を読んだとき涙が溢れました。私と何も変わらないじゃない…と。
       これからもこの思いは変わりません。仕事をし、収入を得て、『もっとお金が欲しい!』とハングリー精神をさらに鍛えて生活の潤いを味わわせてあげたいと切に感じます。

        みんな!私も!ネバー・ギブアップ!!!
       
      生活支援員 戸梶幸美
       

      『治具』を初めて知って、驚きと感動。(新任職員の投稿)

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        JUGEMテーマ:仕事とは

         
         4月1日よりNESTに勤めさせて頂き2か月が過ぎようとしています。様々な障がいを持たれた方々の就労の為の支援をしたいとの思いから、縁があり入社させていただきました。障がいを持たれた方々とは、入所施設で職員として何年か勤めていたため、接することへの不安はありませんでしたが、就労を目標として『働く』という事への支援は初めてなので、どのような声掛け、どのような接し方・指導をしていくのか不安でいっぱいでした。
        まずは、初対面の方ばかりですので、顔と名前を覚えることが大変で、私も年齢と共にだいぶ記憶力が低下していることが身に沁みました。朝の少しの時間と昼食時、また帰宅前のわずかな時間の中で、極力挨拶、会話することを心掛けました。大きな声で「おはよーございまーす」と返してくれる人、挨拶だけでなく話し出して止まらない人、少し照れくさそうに小声になる人、はたまた、全くの無視をする人(全くの無視と言っても私を試しているのか、様子を窺っているご様子でした)・・・それぞれの反応があり、それだけでその方の個性というのか、性格が垣間見れます。
        利用者さんそれぞれに生活環境・成育歴・家族環境・障がいと、抱えているものが違い、就労に対しての意欲や考え方も温度差があります。まだまだ2か月程度ではお互いの事を理解できるわけもなく、心開いてくれるはずもなく・・・話をしたり一緒に作業をしたりと、共に時間を共有することが一番大事と考えています。ですが・・・職員という立場にあると、指導という言葉の裏側でついつい土足で踏み込んでしまいがちです。それだけはしないように常に心がけて行きたいと思っています。 
         NESTで作業を行うにあたり、恥ずかしながら『治具』という言葉を初めて知りました。工場・生産とは無縁の介護福祉の職場では使われることのない言葉です。どうゆう意味なのか調べてみました。『加工や組み立ての際、部品や工具の作業位置を指示、誘導するために用いる器具の総称』とありました。NESTの作業場には様々な治具があり、初めて見る私には「へぇ〜なるほどなぁ〜」と声が出てしまうほど感心しました。治具は障がいの有無に関係なく有るととても効率よく作業ができ、また数を数えたり、長さを計ったりする際に、数える事や計る事が苦手な人でも作業が行えるように工夫されているところが素晴らしいと思います。

         障がいを持たれた方がそれを考え出す事は難しいけれど、側にいる私達が機能的な治具を考え作成し、使い方を指導することで難しいと思っていた作業が出来る様になる。ちょっとした工夫で 「出来なかったことが出来るようになる」それが自信となり、意欲となり、継続となる。やがては継続することが工賃に繋がり喜びとなる。自分で稼いだお金は嬉しいものです。そのような喜びのお手伝いを出来る事が私達職員の喜びです。
        利用者さんとの良い関係を築き、働くことの大切さ、楽しさを伝えられる職員になれるよう日々努力していきたいと思います。

        〜 まずは私自身が作業内容をしっかり覚え、熟せるようにならなければ、利用者さんに指導するなんて凄いことができませんので、頑張ります。 〜
         
        生活支援員 小島恵理子
         


        「働く事」を積み重ねます (新任職員の投稿)

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          JUGEMテーマ:仕事とは

           私は4月1日より就労支援センターNESTに入社しました。今まで、特別支援学校や他の福祉関係の仕事に携わっていたことはありましたが、就労移行支援、就労継続A型、就労継続B型のような就労支援の経験はなく、また施設外就労では別会社の工場に行かせていただいての仕事もあり、工場での就労経験はアルバイトで短期間しかなく私にとってほぼ未経験の仕事です。また、前職が週3日の勤務であり週5日以上のフルタイムの仕事をするのも久しぶりであります。それに加えて、吃音という障がいを持っている私にとって話をすることも多いこの仕事で本当にやっていけるのか不安を感じていました。入社して実際に仕事が始まると、仕事の流れが速く付いていくだけでやっとでした。そのため、慌てて焦り失敗をすることも多く、その度に落ち込んでいました。社長さんの新人教育において、沢山の失敗をすることから学んで欲しいという内容の言葉を思い出して頑張ろうと思いました。そして、失敗した時、困っている時に職員の諸先輩方がさりげなくフォローをして下さることにも助けられ日々の仕事に励みました。今は、失敗して落ち込むことは自分がもっと出来るはずという「うぬぼれの心」から来ていることに気づき、未熟な自分が落ち込むことはおかしいと考えるようになりました。また、今まで慌てて焦っている時に必ずといっていいほど失敗をしているため、落ち着いて1つずつの仕事を確実に行うように心がけるようになりました。それでももちろん失敗をすることはありますが、上記のようなことを意識して活動するようになってから、落ち込んで後へ引きずることが減り、失敗した後にどのように対処をしたら良いかを少しずつ考えられるようになってきました。
           現在は施設外就労を中心に利用者6名程度と職員2名で企業に行かせていただいていますが、今の私はまだ目の前の狭い範囲での仕事を黙々と行うのがやっとの段階です。これから先は、全体の状況を見ながら、先のことも考えて仕事ができるようにならなければと思います。そのためにも、職員の諸先輩方の教えや動作を見ながら必死に覚えようとしています。一緒に働く障がいを持った利用者の方々は、大変熱心に仕事に取り組んでいます。その姿を見て、より多くの利用者が一般企業に就職できること、賃金が向上するように少しでも指導力を身に付けなければいけないと日々感じています。そのためにも歩みの鈍い亀のような私ではありますが、一人前の職業指導員になれるよう日々、着実に努力していきたいと思います。


          職業指導員 杉山 直之
           

          NESTの一員となり、日々の気づき(新任職員の投稿)

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            JUGEMテーマ:お知らせ


             就労支援センターNESTの生活支援員に就かせてもらいましたが、全くの素人で知識も経験も何もない私がどのように支援していけるのか?毎日、覚えなければいけない事や注意すべき事など、戸惑いばかりの日々でした。そんな中、社長さんを始め、職員全員でサポートして頂き今日に至ります。
             まずは、指導できる職員になる為、作業を覚えなければと、気持ちは焦るのですが、作業日課に追われ、業務を覚えるだけで必死の日々でした。作業をしても利用者さんより手際が遅く、私に出来るのか?と悩む事もありました。それでも、利用者さんが、いち早く私の名前を憶えてくれて、とても嬉しかったので頑張ろうという気持ちになりました。社長さんに「指導する立場ですよ」と指摘され、「ハッ!」と気づく事もありましたが、一緒に作業するうちに、指導員でありながら、作業する仲間という気持ちも出てきました。
            そんなある日、お花見フェスタを企画して頂き、浅間大社でお花見、社長さんからの豪華なお弁当も出していただける楽しそうな計画でした。作業ばかりでなく、このように交流して楽しむ事もあるのだと正直驚きました。
             お弁当を食べていた時に、レンコンが辛かったので、「レンコン食べましたか?」と聞いてみたらYさんは「辛かったです。でも飲みました。」と答えてくれました。私は「飲んだの?」と驚きました。後で、(辛いけど諦めて口から出さないで、しっかり噛んでから飲み込んだ)と理解できました。Kさんは「辛いのは無理です。」と話してくれたので、「無理に食べなくても良いですよ。」と話しました。

             このような機会に利用者さんの事を理解し、作業に生かしていければと思いました。利用さん1人1人感じ方が違うので、どのように伝えればわかりやすいのか?この先の課題となりますが、利用者さんの成長に負けないよう私も成長いていければと思います。

             


            言い慣れた言葉、耳慣れた言葉

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              JUGEMテーマ:軽度発達障害児
               
              5/14(土)の開所日はJSTを行いました。
              JSTとは、就労時の場面を想定したスキルトレーニングの1種です。
              NESTでは、5〜7人で1グループに分かれ、
              悪い例、良い例のロールプレイング(演技)を行う事で
              よりその場面をイメージしやすくし、考えやすくしています。

              今回のテーマは「5Sは仕事の基本」。
              5Sとは、職場の管理基盤づくりの活動のことで、
              「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の
              頭文字5つの「S」を取ったものです。
              NESTとフジ化学では、これに安全を加えた6Sとしています。
              6Sを朝礼資料のひとつとして、読み上げています。
               
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              フジ化学(A型)とNESTで朝礼時に使用している資料では、
              易し過ぎない言葉で書かれているものもあります。
              それは易し過ぎれば文章が長くなってしまい、
              逆に覚えにくくなってしまうためです。

              朝礼資料としての「5S(昨年からは6S)」は、
              ずっと使われている資料であり、言いやすいものでもあるため、
              暗唱できている利用者さんも見られるほどです。

              ただ、覚えていた利用者さんの中にも、言えるけれども、
              躾などの難しい言葉はわからないという方もおり、
              台本の説明時に6Sの資料の解説も合わせて行いました。


              今回の「5Sは仕事の基本」は、
              作業終了時の場面を想定した台本でした。

              悪い例では、
              自分がドラマを見たいがために早く帰ろうと、
              同僚に片付けを頼んでいたところを上司に見咎められる。

              良い例では、
              終了時間になったが、後1列で終わるので
              きりがいいところまで作業してから片付けを行うことを
              上司に褒められる。

              悪い例は実際過去に似たような件があって、作られたこともあり、
              台本の紹介の際、「これ、自分です」と発言する利用者さんもいました。
              実際にあったような場面ということで、セリフの感情もこもりやすく、
              こんなやりとりをすると相手や上司はどう思うかということも
              発表できました。

              JSTは具体的な場面を想定することで、その行動に対して、
              周りがどう感じているかを体感でき、
              同時に良い例を行うことで模範的なやりとりを知ることができます。
              1度での確実な理解・定着は難しいですが、類似の台本を行ったり、
              時間を置いて再び同じ台本を行うことで、
              徐々に理解が深まって定着していく様子が見られます。

              最も良いのは意味がわかって正しい対応を覚え、応用できることですが、
              次点は「正しい行動を覚え、実行できること」だと思います。
              悪い行動が悪いこととわかる、のではなく、正しい対応を知っていること。
              同じようで違うのは、
              前者では必ずしも正しい行動がとれるとは限らないためです。

              正しい行動を知っていれば、それから外れた行動が悪いという判断も
              ある程度はできます。
              しかし、悪い行動を知っていても、正しい行動を知らなければ、
              正しい行動を取ることは難しいのです。

              朝礼資料の読み合わせや挨拶練習を繰り返すのは、
              日々の中で、正しい言動を目と声と耳で感じて覚えること。
              それにロールプレイの機会を設けることで、
              より具体的に「正しい行動、対応」を体感し、
              自身の行動にフィードバックしてもらえるように
              支援していきたいと思います。

                                  職業指導員 中村

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              障がいが有っても、企業人に育てる

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                JUGEMテーマ:仕事とは

                 自分は障がい者の支援を30年も取り組んでいますが、後悔は山ほどあります。始めは知識や技術も無い中、とにかく就労してもらいたい。少しでも工賃を多くもらえるようになってもらいたいと我武者羅な押し付け援助をしていました。徐々に福祉のネットワークの仲間に入れていただき、勉強させていただく機会も増え、知れば知るほど様々な矛盾を感じる事が増えて行きました。
                 
                 自分が思う障がい者の就労支援をやりたく、転職を決めた時に利用者や保護者、同僚の方々に充分なご挨拶もしないまま、行動してしまい冷静に考えると申し訳なかったと心が痛みます。
                 
                 自分で事業所を起ち上げたいと思い、一般社団法人の申請書類を作成する際、多くの方々にご指導いただいている中で遠藤社長から『一緒に就労支援をやらないか。』と声を掛けていただきました。『三浦さんと一緒に働きたい。』と言って下さる障がい者の方々からのエール。遠藤社長から『NESTでオリジナルな取り組みをして欲しい。』と何度もエールをいただきました。協力者を通じていただいた今回の御縁を大切にしたいと思い、NESTでの道を選びました。
                 
                 NESTで総合センター長の銘をいただき、管理者とサービス管理責任者を兼務しながら、利用者の方々の就労状況を確認してきましたが、まず仕事に取り組む姿勢が素晴らしい。特に就労継続支援A型の利用者は、自分の業務に対して習熟しており、訓練や教育に使われてきたツール(治具・工程表・指示書・マニュアル等)は、膨大な数であって、それに携わった職員の費やした時間や熱意には驚かさられました。このことは福祉施設では到底真似のできない企業だからこそ、従業員を育てて一流の職業人にする表れだと感服し、この結果が平成26年度の静岡県での平均給与が1位になった証だと実感しました。就労移行支援と就労継続支援B型では、過去3年間の就労者が45名で、現在も就労継続している方が30名と66%の雇用継続できている点もNESTの特色と分析しました。
                 
                 これからのNESTの取り組みとし、7年間で積み上げてきた素晴らしい実績を更に発展させることは勿論です。遠藤社長とは週に何度か摺り合せを(企業と福祉のリスペクト)して、『脱施設』『企業戦略を基本としたインフォーマルな福祉』の実現を目指しています。
                 
                勿論、障がい者の一般就労、より多くの収入の獲得を念頭に置いて、企業目線で業務を組立、個々の状況に着目したオリジナル・ツール(品質・生産性向上の治具)を作成し、就業と生活のバランスを兼ね備えた目標設定をしていきます。それを達成すべく個別支援計画を作成し、支援を展開するシステムを作り上げたいと考えています。今の障害者総合支援法は、まだまだ従来の福祉の延長に過ぎないと遠藤社長と自分は共感しています。特に就労支援は、企業で通用する職人育成に有ると考え、制度(フォーマル)だけでは不完全な部分を、インフォーマルな様々な実践を重ね、分析や検証により新たな道を開拓していきたいと考えています。

                 
                 
                 
                 
                                                                  就労支援センター NEST
                                                                                          総合センター長  三浦
                 

                “人づくり”からの学び

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                  JUGEMテーマ:仕事とは
                   障がい者雇用とは、障がい者法定雇用率を上げる事が目的ではありません。
                  私自身の経験から、ものづくりは人づくりだと、雇用は人づくりだと、そう学ばせていただきました。
                  求人倍率の高い企業では、最初から能力が高く即戦力となる人財が求職してきます。一方 求人しても一人しか来ず、やっと応募してくれた一人に期待をかけて雇うのです。何とか口説き落とした従業員から、経営者は人として試されるのです。また期待をかけられ、たった一人の応募者と知らずに採用された貴重な社員からも、時としては経営能力や事業計画そのものを品定めされ、不満を抱かれ人としてまでも見下されるのです。必死で教育訓練をするものの、その結果 成長していくのは寧ろ事業主側かもしれません。
                   
                  ところが障がい者社員の場合は、その成長は著しく、いつもその姿に元気を戴きます。そんな職場では、障がい者社員から受ける好影響を健常者と呼ばれる社員と事業主は恩恵として受けている事に気づきたいと思います。
                   
                  派遣法が整備されてからというもの、社会は大きな変化を遂げています。格差社会(経済的な)は益々加速し、離婚率は増加するばかりか結婚しない若者、結婚しても安心して子供を産めない、親にも成れない夢も持てない多くの若い世代は、もはや将来への不安だけが募るだけで、希望の持てない社会といっても過言ではないでしょう。
                   
                  障がい者の雇用率を上げる目的や、単に障がい者雇用こそが人を大切にする経営だとばかりに、福祉がビジネスとしてとらえられ、障がい者をターゲットの材料にされてしまったら、もはやこの世の中、魂の拠り所さえも失ってしまうことになりかねないのです。
                   
                  このような不安を抱えた社会にこそ与えられた使命として、人づくりという大きな役割を感じるのです。


                   
                  ココロネ株式会社
                  代表取締役社長 遠藤一秀

                   

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