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    • 2019.06.21 Friday
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    あるべき○○

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      JUGEMテーマ:軽度発達障害児

       NESTにはたくさんの利用者さんがいらっしゃいますが、当然その数だけ『家庭』は存在するわけで、そこでは皆さんが支援を受けておられます。

      家庭で支援?と思われるかもしれませんが、私たちは、保護者さんを含む『家庭』もご本人を取り囲む支援のネットワーク一員であると考えています。

       

       ご本人が中心で、その周りに家庭・NESTのような施設・行政・ハローワークさん・医療機関・相談支援の事業所さん・企業様等々・・・。

      そのバランスが良ければ、中心にいらっしゃるご本人の状態がとても良いように思います。

      逆に、そのバランスが悪い(どこかが出過ぎてしまったり、引っ込んでしまったり)すると、残念ながらご本人の状態が悪くなってしまう、というか、ご本人の状態が悪い時には支援のネットワークのバランスが悪いのではと考えるように努めます。

       

       NEST自体、利用者さんのニーズを捉え、懸命に支援させていただいているつもりです。

      その他の支援機関も(家庭⇒保護者様等)も、同様だと思います。

      ただ、NESTとして常に心がけているのは、ネットワークバランスです。ついつい力が入り過ぎて、行き過ぎた支援になっていないか、またもう少しやれる事は無いか等。

       

       最近、職員に私の口癖の一つとして『正しい○○』という言葉の遣い方を挙げられています。私たちも、利用者さんにも、保護者様にも、他の支援機関さんにも、正しく振り返るという事が必要と使ったり、正しく理解すると使ったり、とにかく色々な場面で、ただ○○するという事ではなく、『正しく』という事の大切さを実感するからこそ使っている言葉です。

       

       特に実感している事のひとつが『正しく困る』という事の大切さです。

      誰しも就労にあたっては、困っているから就労するわけではなく、大きな希望を持ち、夢を抱いての就労が望ましい事ですし、本来その通りだとは思います。

      ただ、社会人として生きていく為に就労が必要であるというのも事実であり、福祉的な金銭支援では賄いきれない現状があり、自分が働く事で収入を得る事が可能であれば、当然それは図るべき事だと思います。

      但し、そんな時に正しく困っていないと、自分の置かれている状態が把握できずに本来されるべき努力がなされず、身に付けてしかるべき対処法がいつまで経っても見に付かないという利用者さんがいらっしゃるのも事実です。

       

       支援のネットワークとしてあるべき姿、取り組み方、そして個人としてのあるべき姿勢・取り組み方がいかに重要か。どんな場合にも該当する事だと痛感しています。

      自分自身も含めて・・・


       

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