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    本質を見抜く

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      JUGEMテーマ:軽度発達障害児
      本質を見抜く力          

      夢を実現する為には、思い続けることが大切であるとの主旨を説明する為に、父の仇と思い込んだ石が矢に突き刺さ          
      ったと言う「石虎将軍」の例を前回のブログに掲載しました。          
      その第二段として、利用者の夢を実現する為に、私たち職員として、本質を見抜く力を養う必要について書きたい          
      と思います。毎日毎日一人の利用者に関心を持ち続けた結果、その人の表れへの対応の方法が見抜ける時期が来る          
      のだと思います。私は、「本質を見抜く力」とは「思考の深さ」とイコールであると思います。書物の中に「一念          
      に億劫の辛労を尽くせば本来無作の三身念々として起こるなり」とあります。簡単に訳すと、一念の中に気の遠く          
      なるような長い時間の辛労を尽くしていく時、本来自分に備わっている本質を見抜く力が湧き上がってくるのです。          
      と。いわば辛労を尽くした思索の先に、本質へと一気にワープするようなものでしょうか。そのワープさせる原動          
      力が経験則の援用ということになるのではないのでしょうか。          
                
      そういえば小泉八雲の話にこんな話があります。
                
      ある寺の坊さんが猟師に、毎晩有難い仏様が境内に姿を現してくださるようになった、と話します。猟師は自分も          
      有難いお姿を拝見したいと申し出て、その晩、坊さんと二人で仏様の出現を待ちます。夜半を過ぎて、坊さんの言          
      うとおり、仏様が姿を現すのですが、猟師はいきなり仏様に向けて矢を射かけます。          
      坊さんは驚いて、なんて罰当たりなことをするんだ、と怒りますが、猟師は冷静に、考えてもみてください、と語          
      ります。日々修行に明け暮れているお坊様が仏様の姿を見られるのは当然のことですが、殺生を生業としている猟          
      師であるのにもかかわらず姿が見えたということはあれは仏ではない、何者かが仏様に化けているのです、と。          
      二人が仏様が姿を現した場所に行ってみると、赤い斑点が落ちている。それは血の跡で、その点々をたどっていく          
      と大狸が息絶えていた、という話です。
                
      学識豊かなはずの坊さんには見抜けなかった真相を、学問と縁のない猟師があっさりと見抜いてしまうわけですね          
      。本質を見抜くのに知識の多寡はさほど重要ではないのかもしれません。          
      私たち就労支援に携わる職員として、一心に利用者の表れを思索、思考を重ねて行った時に、一見どんな方法を持          
      ってしても解決できないと思われる事柄であっても、繰り返し繰り返し本質を見抜こうと精進を重ねていった時に          
      必ずや経験即から導き出された利用者の本質を見抜いて行ける時が必ずくると信じて精進を重ねて行きたいもので          
      す。          
             2014.5.31 nagamichi   
       

      夢の実現

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        JUGEMテーマ:軽度発達障害児
        「思うこと、思い込む事」について 

         人は人生の中で実現できる夢はどれくらいあるのだろうか?人によっては誰もが
         賞賛するような成功者として勝利の人生を歩む人がいるかと思うと、地道に一つ
         の道を極めてあまり知られていないけれども、自分としては大満足の人生を歩む
         人もいるかと思います。また、夢などは全く無縁で考えた事も無く、それなりの
         生き方をしている人もいるかと思います。それぞれ、自分が持った夢を実現する
         為に(みんながそうであると決め付けてはいけないけれども…)はどうしたら良
         いんだろうかと思います。まずは「思うこと」かも知れません。
         思うことが無ければ、夢が実現できる可能性も大変低くなってしまうものだと思
         います。それにも増して「思い込む事」いわゆる深く思うことが大事だと思って
         います。過去にも何度か経験したことがあるのですが、不可能と思われる事(病
         気であれば医者が見離すようなこと)でも、心底一点の曇りも無く、深く深く思
         い込んで最後まであきらめなかった時に必ずや夢の実現の方向に向かわしむこと
         ができると思います。
         1000年に一度と言われた東日本大震災も発生から早くも三年が立ちましたが、
         被害が甚大であった女川中学校に卒業生が残した石碑に「夢だけは壊せなかった
         大震災」とあります。夢だけは持ち続けて行きたいものです。

         説話に「石虎将軍」というお話があります。
         昔、中国の漢の時代に李広という人がいた。李広の父は幼少の時に虎に殺された。
         李広は成長して大きくなると、母に「人には皆、父がいるのに、なぜ自分にはい
         ないのですか」と尋ねた。
         母は泣く泣く、「父が無くておまえが生まれるわけがない。父はおまえが小さい
         時、虎に食われた。
         今思っても哀れなことだ」と言って悲嘆の涙に咽んでしまった。李広はこれを聞
         いて一度は悲しみ、一度は怒って、「我、男と生まれた以上、父のあだを取らな
         いわけにはいかない。敵と共に同じ天を仰ぎたくない(必ず殺してやる) ぜひと
         も復讐したい」と心に誓った。これより毎夜、虎のいそうな野辺に忍びでてチャ
         ンスを伺っていた。そして、ある日の夕暮れに草むらをかすかに見渡すと一匹の
         虎がうずくまっていた。李広は大いに喜び、これこそ父の敵と矢を放った。する
         と手ごたえがあり、矢は突き刺さった。李広は「あら嬉しや、日頃の念願が成就
         した」と喜んだが、近付いてみるとこれはどうしたことか、虎ではなく一つの大
         きな石であった。しかも矢は羽ぶくらを過ぎた所まで刺さっていた。李広は大い
         に驚き、我が弓勢が勝れているから矢じりが立ったのかと思ったが、あまりにも
         納得がいかなかったので、石が柔らかかったからかと思い、試しに矢を放ったが、
         矢じりが砕けて飛び散った。さては初めの矢が立ったのは父の敵の虎と思う念力
         が岩を通したのであろうと、大いに感嘆して帰ったのであった。これより李広を
         石虎将軍と言うようになった。

         この説話では無いけれど、自分自身の夢も同様に深く胸に刻む事が大切な事であ
         ると思います。そしてNESTでも一人ひとりのの利用者の夢に寄り添いながら、
         利用者の夢の実現に向けて精進できる日々でありたいと思う今日このごろです。       

                              2014.5.14 ながみち
         

        気付きが意識を変化させた

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          JUGEMテーマ:軽度発達障害児
          NEST A型のMさんは作業に対する責任感の強さと、高いポテンシャルを秘めているのですが、
          朝が苦手なよう出勤時間に間に合わず、朝礼に遅刻する事度々ありました。
          Mさんの事に対しては仕事への取り組みはとても評価していますが、遅刻が改善されないため
          度々と注意する事が私の悩みでもありました
          しかし、ある事をきっかけにMさんの出勤時間が突然と早くなり、遅刻する事もなくなり、朝礼開始前に
          作業の段取りをする様になってきたのでした。
          あるきっかけとは、MさんをSPGグループ(小さな部品を専門に吊るすグループ)
          の班長に任命してグループの責任者とした事でした
          もともと責任感が強く、仕事に対して真面目に取り組んでいたMさんはSPGの責任者になった事で
          ますます仕事に対しての意識が高くなってきたのでした
          朝礼終了後に、グループのメンバーがすぐに作業を開始する為には、素早い段取り(ハンガーや部品の準備)が
          必要となります。
          そこでMさんは「自分が早く出勤して段取りしなければメンバーがすぐに作業出来ない。」と気付いた事で
          出勤時間を早め、朝礼開始前に素早く段取りを終わらせる様になりました。
          結果としてMさんの責任感の強さが朝の出勤時間の改善にもつながりました
          正直、ここまでMさんの行動が変化するとは思ってもいませんでしたが、
          毎朝早く出勤し、段取りをしているMさんの姿は見違える程一層と頼もしく私の目に映りました
                     
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                                                                        小田

          デコトラ

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            2年前にNESTを巣立ち企業へ就労していったK.Kさんが、長い長いゴールデンウイークを持て余し遊びにやって来た。
            仕事は来週の月曜日からだそうで、身体がなまり退屈だとぼやきながら、趣味のデコトラを見せに来てくれました。
            プラモデルとは云うものの丁寧に作り上げられ迫力満点だった、彼は他に陶芸教室へも通っていることも教えてくれました。
            次回遊びに来るときは陶芸の作品を見せてくれるとうれしそうに約束しなごりおしそうに帰っていった。                             



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            勤め先での様子や待遇など、自分の与えられた環境、就職できた企業の社員であることに対して「自分は幸せだ」と噛みしめるように話してくれました。

            私も幸せです、ありがとうK.Kさん。


            遠藤一秀

             

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