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    • 2019.06.21 Friday
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    ショウガイシャ

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      世の中に障害者という言葉がある
      どこからやってきた言葉なのか
      近頃良く見かけるひらがな表記の害
      確かに害と云う文字は被害にせ損害にせ良くないことや悪いこと。
      だから、害を「がい」にしたり「碍」として、如何にもお役所的ではないか?
      そんなことに違和感を感じるのは少数派だけ?
      たかがイメージされどイメージ、これを決めたのは誰?
      ほんとうのこと、こうあるべきこと、知っている人ならともかく、無関心な人
      事情を知らない人が勝手にイメージするほど怖いことはない。
      ことば狩りや言論統制と同じくらい怖いことではないか・・。
      NESTやフジ化学でみんなはどんなふうに想っているのか?
      FCフジ化学でエントリーするサッカー大会にも「第〇〇回障害者サッカー大会」
      と書いてあるし、会場の看板や案内にもはっきりと害の文字が。
      でも、誰も気にする様子はないし、気にする選手はひとりもいない。
      当事者本人を取り囲む周りは何故か過剰に反応する。なぜおかしいと想うのか。
      バリヤーで守ってあげたいのか、それともバリヤーフリーにしたいのか。
      温室育ちじゃなくて野原の草花のようにたくましい彼ら彼女たち。
      世の中の考え方が一般的ならばNESTの考え方は少数派?
      当事者本人はバリヤーのなかで過保護にされ、囲い込まれ、過干渉にされたいのか?
      伸びようとする芽を伸ばしてやりたい、伸び代を信じて伸ばしてやりたい
      それが目的であり、目標である
       
      自分のことを少数派だと想ったある冬の夕暮れ。
      P1060851.JPG   P1060850.JPG  
                                                                                             職業指導員  赤池

      就労継続の難しさ

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        JUGEMテーマ:軽度発達障害児
         
        20140219_130556.jpg

        現在NESTから『一般就労』をされた方々は10名以上になります。
        その方々は今も各職場で一生懸命、仕事をしています。

        しかし、先月末頃から残念なお知らせが続いてしまっていました。

        先月末の話も突然でした。
        「実はこんなことがあったみたいで・・」と、その時の状況が記された文面を見たのが最初です。
        仕事中に起こった人間関係のトラブルからの知らせでした。

        一瞬ガクンと体が動いたような衝撃を受けました。
        最後の文面が『雇用の継続は難しい』とされていたからです。

        そして2月に入り、衝撃を引きずった中での更なるお知らせがありました。
        別の企業に就職をして1年になる人の『雇用打ち切り』の知らせでした。

        なぜ?どうして?・・と思いました。
        確かにこれまでもいろいろと課題が多い方でしたが、先月末に巡回支援で伺ったときには、
        全くそのような話は出ていなかったからです。

        この1年間は企業様も私たちNESTも、この元利用者であるOさんには配慮を重ねてきました。
        実習には私も同行し、一緒に仕事をさせてもらいながらレクチャーをしてきたことや通勤が
        出来ず途中でどこかへ行ってしまえば車を出して探した事も、何度も何度も足を運んで励まし
        たこともありました。

        やっと最近は通勤も安定し欠勤や遅刻・早退もなくなってきており安堵できる状態になって
        いました。ですが、家庭からの支援を受けられず残念な結果を出さざるを得なくなっていた
        ようでした。

        状況を飲み込むまではわりと早かったのですが、『残念』という思いよりも『悔しい』思いが
        いっぱいになりました。

        後日、保護者と一緒にNESTへ出向いてきた姿を見て泣きました。
        本人と保護者には全く『危機感』がなかったこと。これが更に私の悔しさを倍増させました。
        「これが会社をクビになるってことなのよ?」と、涙を流しながら思わず言ってしまいました。

        残念ながら私の思いは伝わりませんでした。
        しかし、これが就労を経ての実態なのかもしれません。

        その中でも私が今一番怖い言葉があります。それは巡回支援に行った先の企業様の言葉です。

        「今は特に困ったことはありません」「よく仕事をしてくれます」「全く問題はありません」です。

        上記の2人も、全く同じ言葉を企業様からいただいていたのです。それも1ヶ月前に。。。
        どうして問題のない人が退職という結果になるのか、、、とても怖い思いをしています。

        障がい者雇用は決して楽ではありません。ですが、諦めるものでもないと思います。
        必ず努力は結ばれ、就労へと繋がると思います。

        ただ、障がい者雇用を検討した企業様へも努力が必要になると思っています。
        障がいは消えることはありません。その中で企業様側でも、長く続けて仕事をさせていける
        環境などを考えていただく努力をお願いしたいと思います。

        障がい者雇用をしたら課題は付き物です。障がいが消えることはないのですから課題も
        消えません。そして保護者の方々への協力もお願いしたいです。
        1日仕事を頑張ってこれるように、送り出してあげてほしいと思います。

        NESTでは移行支援の訓練を受けている人からだけでなく、就労継続B型の利用者の方々
        からも就労を目指せる事業所です。

        20140219_130640.jpg

        日々の訓練を経て晴れて就労できた方々へ全力でサポートをしているつもりでした。
        ですが、まだまだ私たちには大きな課題と努力が足りないことを学びました。
        就労支援員として、二度と同じことにならないようにするためにも、まだできることを探して
        まだできることを続けたいと思います。

        これから季節は春になります。新たに高等部を卒業してからNESTへ利用を開始する
        生徒さんたちが控えています。そして、就労へ向っている人も控えています。
        それぞれの方々の努力が実るようにしっかりと支援をしていきたいと思います。

        20140219_131136.jpg

                                                                就労支援員 もりもり

        就労支援センターNEST
        就労継続A型 就労継続B型 就労移行
        http://www.nest-cocorone.com/
        〒418-0022
        静岡県富士宮市小泉413−2
        TEL:0544-21-9000 FAX:0544-21-9071

        冬から春へ

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          JUGEMテーマ:軽度発達障害児


          暦の上では立春が過ぎ、冬が折り返して春の兆しが見えてくる時期。
          残念ながら今年は年明けから何度も寒波が襲来し、
          何年に一度雪が舞うかどうかの地域なのに、
          一月半ばと先週の2度雪が降りました。

          NEC_0189.JPG
          (1/18(土) 利用者が作った雪だるま)

          しかも2月8日に降った雪は量が多く、NEST周辺でもかなり積もって、
          場所によってはまだ今日まで残っているほどです。

          IMG_8543.JPG

          農作業を行っている畑ではかなりの雪が降り、
          収穫をする前に雪かきをしたそうです。

          IMG_8544.JPG


          IMG_8545.JPG


          本日も強い寒波が来ているため、朝は雪がちらほらと雨と混ざりながら
          降ったりやんだりしていました。


          さて、春が来るということは年度末がやってきます。
          NESTでは入所時期に限定がないとはいえ、
          やはり学校の卒業等の人の移動が発生する2月から4月にかけてが
          入所者が多い傾向になりつつあります。
          新しい利用者が増えるとともに、
          2年目に入って新たなステップに入る利用者も多くいます。

          残念ながら就労した後、
          生活面・出勤状況で指摘を受けてしまう利用者もいます。
          ですが、就労した後でそこを改善していくのは中々難しいのだと
          改めて感じるようになりました。
          NESTに通所している間に改善できる部分ではなかっただろうか、
          もしくは完全な改善ができなくても何かフォローを打っておくことは
          できたのではないだろうかとも感じています。
          生活支援員として利用者に接する中で、
          就労した後も就労を継続していけるよう、
          補助を使ったとしても自立(自分で立つ)できるような
          習慣・能力を意識し、成長していけるような支援をしていきたいと思います。


                                  生活支援員 中村



          我が家のNEST

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            JUGEMテーマ:軽度発達障害児

             11月初旬のことでした。
            鳩が庭をトコトコ歩き、ウロウロしている風景を度々目撃しました。
            なんだろうねぇ・・・、怪我でもしたんかいねぇ・・・、猫がいるから食べられちゃうよ・・・と
            いつもの夫婦の会話をしながらバラの手入れをしていました。

            つげの並木の裏側を道具や腐葉土などを置く場所として使っていたので、
            いつものように、道具を取ろうとしたときのことでした、あれ・・・まあ・・・ ビックリ!
            鳩のヒナと目が合いました。私もビックリでしたが、
            鳩は豆鉄砲をくらったように・・・まあるい目をして、カツカツカツカツと威嚇してきました。

            うぶげ1.JPG

            のぞき2.JPG

            これが私と鳩のヒナとの初顔合わせになりました。
            その日から、私は鳩のヒナのことが気になって仕方ありません。
            家の窓からヒナがいる巣が見えるので、朝に夕に覗き込んでいました。
            旦那は、「覗いてばかりいると親が来なくなる!」と心配していましたが、
            私と娘は覗いてばかりいました。


            ある雨が降る寒い夜のことでした。
            22時過ぎに心配で巣を覗きこんだら、親鳥が巣にしゃがみこんでいました。
            きっとそれは、気温が低い夜、ヒナが雨にぬれてしまうのを避けるための
            親鳩の深く強い愛情なんだろうなと思いました。
            とても感動して涙がでてしまいました。

            はとみたい3.JPG

            見る見るうちに、うぶげが筆毛になり、もじゃもじゃした変なヒナから、
            鳩の羽っぽい物が出てきました。
            私が覗いたときには翼を広げて威嚇してきました。

            はとでしょ4.JPG

            そうこうしているうちに、いよいよ巣立ちのときが来たようです。
            夕方、タイミングよく1羽がバサバサっと飛び立つ姿が見られ、
            隣の駐車場の屋根にぶつかるように不時着しましたが、
            そのうちにまた木へと飛び立ちました。
            2羽めは、母鳥が迎えにきていたようで庭のフェンスにとまっているのを確認できました。

            すだち5.JPG

            2羽のヒナは我が家のNESTから立派に巣立ちました。
            ヒナの親ではないけれど、巣立つまでは心配で心配で仕方ありませんでした。

            それからも数日の間は、巣の周りに巣立ったヒナ鳩が来ているのを見かけました。
            見かけているうちは、生きてるな、大丈夫だなと思えますが、しばらくしたら
            見かけなくなったので、二つの気持ちが出てきました。
            一つは、しっかり自立してやっているんだろうな・・・
            もう一つは、もしかしたら事故や怪我、猫に襲われたりしていないかな・・・
            そんなことを思っていました。

            ヒナ鳩の巣立ちを機に、NESTから巣立った利用者さんのことを今まで以上に
            思うようになりました。
            自分の中のプロ意識としての「思い」でもあると思います。




            就労支援センターNESTでも、就労した利用者さんが何人もいます。
            その中には、途中で離職をしてしまった人がいます。
            目の前で見守れれば、助言もリアルタイムにできますが、巣立ってしまったら
            リアルタイムというわけにはいかないことになります。
            助言が必要になることが起きてしまったときに「どうしたらいいのか」を示すことで
            目の前にいなくてもしっかりと支え、離職しない様な気持ちへ切り替えることが
            できればと思います。
            私の役目は、個別支援計画をまとめることなので、これからも就職後につながる、
            就職先で生かせるようなスキルの習得をNESTのオリジナルで考えていこうと思います。


                                                                                        『花咲かせ隊』土屋


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