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ACT-Kの挑戦
- 2013.11.15 Friday
- 日常
- 16:29
- comments(0)
- -
- -
- by cocorone-nest
JUGEMテーマ:軽度発達障害児
「ACTーKの挑戦」読後感想 (NEST所蔵書籍)
著者 高木俊介 1957年生まれ
京都大学医学部卒業し高木クリニック開設 ACTーK主宰
今、精神医療・福祉の世界ではACT(包括型地域生活支援)が注目されている。
ACTとは、統合失調症を中心とした重い精神障がい者に対して、精神医療と福祉の
専門家や当事者スタッフからなる多職種チームが、24時間365日にわたって、訪問
によるサービス提供を行うことで地域生活を援助する方法です。
ちなみに第五回全国大会が11月23.24日に浜松で開催されます。
アメリカが1970年代に脱施設化を推進した理想の影に、様々な社会問題もひき起
こしている。その経験から30年の間にACTによる援助の有効性が各国で認められたが、
日本は未だに世界に恥ずべき、精神病院大国です。厚生労働省が市川市での研究試行
としてACTーJを2002年に立ち上げたことで、期待は高まった。
そして、著者自らACTーK(京都)を立ち上げた。
その経験から、これからの精神医療・福祉について提言している。それは、精神障害者
医療と福祉の一体化を目指すものです。
日本は戦後の高度成長期に国策によって急激に精神病院大国になった。精神障害者
の援助はもっぱら病院での貧弱な医療に任せられ(イタリアもそうであったが)、精神障
害者の地域で暮らして行くための生活援助はまったくと言って良いほど行われて来ませ
んでした。
そもそも、「疾患」と「障害」はコインの表裏で、よって医療と福祉を別個に提供していて
は援助として不十分である。したがって、ACTのように医療と福祉が一体となったチーム
による継続的支援が最も効果的なものになる。それは取りも治さず障害者自立支援法
の矛盾でもあるのだが。
全ての思想は、その人が現実にどう行動しているかで、その意義を知る。
私たちは、現実の精神障害者医療をしっかり理解し、行動に移して行くことが重要であ
る事を実感します。
またすべての障害に対する理解も更に深めて行く必要性を感じた一書でした。
11.12.2013 ながみち
「ACTーKの挑戦」読後感想 (NEST所蔵書籍)
著者 高木俊介 1957年生まれ
京都大学医学部卒業し高木クリニック開設 ACTーK主宰
今、精神医療・福祉の世界ではACT(包括型地域生活支援)が注目されている。
ACTとは、統合失調症を中心とした重い精神障がい者に対して、精神医療と福祉の
専門家や当事者スタッフからなる多職種チームが、24時間365日にわたって、訪問
によるサービス提供を行うことで地域生活を援助する方法です。
ちなみに第五回全国大会が11月23.24日に浜松で開催されます。
アメリカが1970年代に脱施設化を推進した理想の影に、様々な社会問題もひき起
こしている。その経験から30年の間にACTによる援助の有効性が各国で認められたが、
日本は未だに世界に恥ずべき、精神病院大国です。厚生労働省が市川市での研究試行
としてACTーJを2002年に立ち上げたことで、期待は高まった。
そして、著者自らACTーK(京都)を立ち上げた。
その経験から、これからの精神医療・福祉について提言している。それは、精神障害者
医療と福祉の一体化を目指すものです。
日本は戦後の高度成長期に国策によって急激に精神病院大国になった。精神障害者
の援助はもっぱら病院での貧弱な医療に任せられ(イタリアもそうであったが)、精神障
害者の地域で暮らして行くための生活援助はまったくと言って良いほど行われて来ませ
んでした。
そもそも、「疾患」と「障害」はコインの表裏で、よって医療と福祉を別個に提供していて
は援助として不十分である。したがって、ACTのように医療と福祉が一体となったチーム
による継続的支援が最も効果的なものになる。それは取りも治さず障害者自立支援法
の矛盾でもあるのだが。
全ての思想は、その人が現実にどう行動しているかで、その意義を知る。
私たちは、現実の精神障害者医療をしっかり理解し、行動に移して行くことが重要であ
る事を実感します。
またすべての障害に対する理解も更に深めて行く必要性を感じた一書でした。
11.12.2013 ながみち
ルーティンワーク
- 2013.11.07 Thursday
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- 20:28
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- by cocorone-nest
JUGEMテーマ:軽度発達障害児
フジ化学の現場では17名のA型利用者が働いています。
作業の内容は大きく分けて、ラインでの吊るし(ハンガーに部品を掛ける作業)・外し(ハンガーから完成品を外す作業)・ライン外での細かい部品の吊るし作業になります。
作業配置は各利用者の長所や特徴を生かせるように配置しています。
ラインでの作業では、大きな部品から小さな部品、類似品等様々な部品を扱い、
その1つ1つの部品に掛け方や外し方、詰め方が決まっています。
利用者はただ掛ける、外すだけではなく、各部品の掛け方、外し方を覚えていて
決まりを守りながら作業をしています。
現場では、新しい部品を生産する時には利用者に対して教育訓練を行います。
まずは、朝礼で新しい部品の品名や取引先、部品の取り扱いの注意点を全作業者に
伝えます。
その後、吊るし、外しのグループに分かれて作業手順書を見せて細かく説明していきます。
作業手順書は誰が見ても作業出来る様に1工程1工程を細かく振り分けて写真を付けて
作成してあります。
その手順書を見せて説明した後に、実際に手順書通りに作業をしながらもう一度説明をします。
一通りの説明を終えると利用者1人1人に手順書通りに作業をさせて理解出来ているか確認します。
新しい部品の生産時にはこの教育訓練を終えてから実際の作業に参加させています。
利用者は最初に間違った方法を覚えてしまうと、途中で正しい方法に修正する事がすぐには出来ません。
修正時に混乱が生じ、作業の効率が低下してしまう為
現場では、最初の段階でしっかりと正しい方法を覚えさせることを徹底しています。
それが、現場でのA型利用者の活躍につながっています。
小田
小田
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