スポンサーサイト

0
    • 2019.06.21 Friday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    H24年度就労者15名

    0
       今年度は10月に、就労支援施設ココロネから就労支援センター NESTに施設名も改まり、移行支援も3年目を迎えた年でした。

      平成24年4月1日〜本日平成25年3月29日に就労された利用者さんが15名いるというのは支援してきた我々スタッフにとっても大きな喜びであり、新たな責任の始まりだと考えています。
      新しい週は平成25年度のスタートでもあります。
      現在施設において訓練中の利用者さんの支援をしながら、就労された方達のフォローアップをする事の難しさを感じていく新年度となりそうです。

       就労された皆さんの進路先を紹介します (企業様敬称略)

       ココロネ株式会社就労支援センターNEST就労継続A型 ・・・ 2名(男性1名・女性1名)

       株式会社富士山ドリームビレッジ就労継続A型       ・・・ 1名(女性)

       株式会社エスサポート就労継続A型 みちしる       ・・・ 1名(男性)

       株式会社平成福祉会就労継続A型 ARATA        ・・・ 1名(男性)

       有限会社佐野鍍金                        ・・・ 3名(男性)

       株式会社ダスキン富士宮 富士蓼原店            ・・・ 1名(男性)

       株式会社静岡セイコー                      ・・・ 1名(女性)

       富士グリーンメンテナンス株式会社              ・・・ 1名(男性)

       キノクロス加工株式会社                     ・・・ 1名(女性)

       株式会社エコネコル                        ・・・ 1名(男性)

       サンカプセル株式会社大淵工場                 ・・・ 1名(男性)

       株式会社ユニクロ イオンモール富士宮店          ・・・ 1名(女性)


        
       
                   

       

      賃金と工賃への一考

      1
      JUGEMテーマ:軽度発達障害児
       
      「働くとは何か?」について、考えさせられる一文でありました。
      私は長い間「会社に対し労働力を提供して、その対価を得る」ことが働くということであると思ってきました。しかし、振り返ってみると、そこには「雇われ根性」なるものが深く根を張っているように思います。時間から時間まで居れば働いている実感(実は錯覚なのですが)があり、同じ時間、同じ給料ならば少しでも楽に働こうとさえ思ってしまう自分に出会いました。それが実は大企業病だったことがこの年齢になって気がつきました。私は仕事を通じて自己実現を目指していくことが、結果的に会社の利益にもなり、ひいては社会への利益にも繋がって行くものと信じるものであります。その考えに立つと「雇われ根性」では無く、経営者の立場でモノを考えることが必要であり、自分も会社もWin-Winの関係になっていくのだと思います。

      次に障がい者の就労支援についてですが、なまいきのようですが、いかに職員が利用者一人ひとり
      の個性、特性、才能を見出して、適材適所の仕事を見つけてあげることが出来るかに尽きるのだと思います。当然、仕事量に応じて賃金は支払われるべきで、障がい者ゆえの生産性が優れる場面をしっかり見ていく必要があると思います。まだ15日あまりしか利用者との付き合いは無いのですが、余分な騒音が入らないような工夫をしながら作業していることで効率がアップしているのを見たり、健常者ではとても続かない単純作業に黙々ろ励む姿を見るに付け、私たちは、少しだけ字が読めて、少しだけ知識があって、そして少しだけ論理付けた会話できるからといって、人にはどれだけの差があるのだろうと思います。孫悟空が自由に大空を飛んでいるように思っていたのは、実は釈迦の手のひらの上を飛んでいたに過ぎなかったのと同じ錯覚を私たちは持ってしまうように思います。

      次に会議、打ち合わせ、社内手続きの簡素化等にもしっかり取り組む必要があると思います。その上で、手順化、基準化を進め平準化のサイクルを回すことでの努力も常に大事であると思います。

      マーティン・ルーサー・キング牧師は演説の中で「私のには夢がある、私には希望がある」と黒人開放運動に人生をかけての言葉がありますが、私も障がい者の成長と共に工賃アップの為の一助にでも
      なれればこれ以上の幸せはないと思っています。そして、この気持ちをいつまでも忘れないようにしていきたいと決意している今日この頃です。

                                                2013.3.21ながみち

      防災訓練

      1
      JUGEMテーマ:軽度発達障害児
       
      3月16日にフジ化学では防災訓練を行いました。
      今回の防災訓練の目的は、実際に地震が起きた際にとるべき行動、避難方法、避難経路を再度確認し、役割分担を持つものはその役割を全うし、行動出来るか再度確認することでした。また、今年は防災訓練を行う予告をせず、実際に発生した場面を作り実施しました。
      毎年事前に防災訓練の予告をしてから行っていましたが、訓練の中で緊張感が欠けてしまう場面があったので今年は緊張感を持たせて訓練を行ない、その中で落ちついた行動が出来るか確認する事も今回の訓練の目的の1つでした。

      今回の訓練は朝礼中に地震が起きたという設定で行いました。
      普段通りに朝礼を行っている時に職員が隠れながらドアや棚を揺すり警報を鳴らして地震発生の合図としました。最初の揺れが起り、警報ブザーが現場に鳴り響くと利用者は「地震、地震」と言いながら不安そうな顔でした。直後に職員が「頭を押さえてその場にしゃがむ様に」と指示すると、利用者達は落ち着いて指示通りに行動出来ていました。

                 


      その場で少し待機してから第一避難場所に避難しました。
        
                  


      その時も、走ったり、大声を出したりする利用者はいませんでした。その後、第一避難場所で点呼を行ない、第二避難場所である倉庫に移動しました。その後災害対策本部を設置し、情報収集班、救出・救助班、応急処置班、防火・消化・防止班、非常持出管理班、非常時連絡班の各班から災害対策本部本部長に報告を行いました。

      そして、今回の防災訓練では三角巾の使用法や、簡易担架の作成、利用法を実践しました。
      三角巾の使用法ではNESTの土屋さんが講師となり、どんな場面で、なぜ三角巾を使うのか
      説明し利用者に体験してもらいました。ほとんどの利用者が三角巾を使用するのが初めてでみんな興味津々でした。職員も三角巾の使用法を体験し実際にけが人が出た時に対応出来るように真剣に取組みました。
        
              

      簡易担架の作成は職員が作成方法を調べ、実際にシュミレーションを行い事前準備をして行いました。今回は物干し竿と毛布を使用しての簡易担架を作成し、実際利用者に担架を使わせました。
      所々から「落ちないなかな」、「大丈夫かな」と心配の声が聞こえてきましたが、実際に人を乗せて担架を持ち上げると「すごい」と驚いていました。

               
      今回の防災訓練は簡易担架の使用法で終了となりました。

      今回は利用者には事前に予告せずに防災訓練を行いましたが、走り出す、大声を出す等のパニックを起こした利用者はいませんでした。また、全利用者が指示通りに落ち着いて行動する事が出来ていました。職員が1番心配していたパニック行動を起こす利用者がいなかった事は良かったです。
      しかし、今回は職員には事前に訓練を行うことを予告していたので、冷静に利用者に指示を出せていましたが、実際に地震が起きた時は職員の冷静な対応、状況判断、正確な指示が大切になります。
      今回の訓練はとても実践的で緊張感ある訓練が出来たので実際の場面で必ず活かされると思います。

                                                                                                                      小田

      集団行動

      1
      JUGEMテーマ:軽度発達障害児
       
      先日3/9(土)に、日帰りで社員旅行に行きました。
       
      社長の人脈で、ふとしたことからJリーグチケットが入手でき、
      利用者達と一緒に観戦し、あの独特な雰囲気と、情熱的な応援、
      一体感等を共有したいという社長の考えもあり、行くこととなりました。
      また、どうせなので、丁度シーズンが始まったイチゴ狩りも
      体験させてあげたいとなり、日程に組み込むことになりました。
      社員旅行といっても、社長には、一つの目的がありました。
      「特殊な状況下でも、集団行動ができるか確認する」と。
      朝、集合場所に集まった利用者はみんな、ウキウキした様子。
      気分を盛り上げようとしたのか、エスパルスの応援グッズを持参し、
      すでに応援ユニフォームを着込んで参加している職員もいました。
      (最初はイチゴ狩りなのに・・。当然、イチゴ狩りは、その格好のままやっていました)
       
      イチゴ狩りが始まると、皆、最初はどれにしようか、美味しそうなのはどれか選びながら、
      しかし次第に大胆に食べていました。あちこちで「甘ーーい!」といった声が上がり、
      中には70個以上食べたツワモノも・・。イチゴが食品の中で一番好き、と豪語する職員と
      数を競って、運動会の玉いれのように、カウントしている光景も見られました。
      30分もするとおなか一杯になったのか、あちこちで休憩していましたが、その際も
      勝手に出歩くこともなく、初夏を思わせるような天気の中、海を見たり、友人同士で
      談笑したり、思い思いに時間をすごしていました。
      出発時間が近づき、お土産を買う際も、10人も入れば一杯となる狭い店内でしたが、
      前の人が終わるまで外で待っていたり、混雑・混乱はなく、SSTの効果が現れていると
      実感できました。






                                         
      昼頃に《IAIスタジアム日本平》に移動、迷子とならないよう、複数の職員を含む10人ほどの班に分けて入場しました。座席は応援団の様子とゴールシーン両方が見えるよう、コーナー横の一角に
      陣取りました。試合開始まで、チアリーディングのショーや、選手紹介などのセレモニーがあり、
      次第にテンションは上がってきます。ほとんどの利用者が初めてとなるサッカー観戦。前もって
      職員が選手のプロフィールなどを書いた写真入りの資料(ある意味、視覚支援ツール)を配布
      しておきました。
      試合が始まると、誰が教えたわけでもないのに、リズムに乗っての応援コール、手拍子などが
      自然発生的に起こりました。サッカー部員達は間近でみるプロの技術に驚き、部員でないものは
      熱狂的な応援、
      スタジアムの雰囲気に興奮した様子でした。
      試合は、エスパルスファンには残念な(マリノスファンにはたまらない)結果でした。
      はっきり言ってサポーターの応援は、《チーム愛》がゆえだと思いますが、ヤジやブーイング等、
      Iお世辞にも
      上品なものではありませんでした。しかし、そういったものにも影響されず、みんな
      最後まで紳士的にしっかりと応援できました。
      帰りのバス車内では、さすがに疲れたのか静かでした。








      全日程を通じて感じたことは、今回参加した利用者たちは、どこにおいても集団行動ができ、
      ルール・マナーが守れるということ。これは社長をはじめ、職員にとって
      とてもうれしいことでした。
      日帰り社員旅行で、実は私達の方が得たモノが
      大きかったのかもしれません。

                                                    あかいけ

      SST(ソーシャルスキルトレーニング)

      1
      JUGEMテーマ:軽度発達障害児

      先週の土曜日は開所日で、SSTを行いました。
      今回のテーマは健康管理と身だしなみがメインでした。

      「何らかの作業ができる」だけは残念ながら就労はできません。
      就労の際は、コミュニケーション能力や社会性も問われます。
      挨拶や返事がなく、何か言っても無反応だったり、
      遅刻や休憩時間が時間通り守れないなど
      職場のルールやマナーが守れなければ就労できません。
      また「就労して終わり」というわけでもありません。
      就労をしたら、そこがスタートであり、
      継続のための努力が必要になってきます。
      継続していくための努力に健康管理と身だしなみがあります。

      体調が悪ければ、作業に集中できなくなりますし、
      そもそも、会社に行くことができなくなることもあります。
      就労では当然毎日来て、決まった時間作業を行えることが求められます。
      夜更かしやバランスの欠いた食事をしていれば、健康は損なうもの。
      いざ就労してから改善しようとしても難しいものであり、
      できるだけその前に、規則正しい生活、
      健康を考えた食事を身につける必要があります。

      また日々の身だしなみも継続には重要です。
      衛生管理が重要な作業現場もたくさんありますし、
      たとえそうでなくても、不衛生に見える状態は人の印象を悪くしてしまいます。
      これもまた普段から意識していなければ、身につかないものです。

      健康管理にしろ、身だしなみにしろ、保護者が気にかけることも多いでしょう。
      しかし、いつまでもその状態ではいられませんし、
      社会に出れば自分で意識しなければならないことです。

      CIMG1174.JPG

      その訓練のためのツールとして、
      NESTでは「自己管理チェック表」を使っています。
      1年ほど前までは「健康チェック表」という名前でしたが、
      自分で管理するもの、という意識を
      はっきりさせるために現在の名前になりました。
      今回3月分から、身だしなみのチェック項目を増やしたり、
      書き方が変わったりということがあったため、
      改めて自己管理チェック表の説明を意味も含めて行いました。




      また普段は中々できない職場の教養を読み、解説を交えて話をしました。

      CIMG1190.JPG

      NEC_0001.JPG


      普段は中々行っている訓練の深い意味まで説明できないこともあるので、
      このような機会に意味を話し、自分から意識することに繋がってくれればと思います。

                                      生活支援員 中村

       


      ふじのくに商談会へ出店しました

      2

       「ふじのくに商談会」へ出店しました

        障害福祉サービス事業所から「授産製品」として目玉商品を搬入し、
      来場された企業・地域の方々と「相互理解の促進」・「社会福祉の向上」・
      「ユニバーサル社会の実現(障がいのある人ない人がともに働き、
      ともに地域で暮らしていく真に豊かであることを目指している)」を主旨に
      ふじのくに商談会が開催されました。

        主催は静岡県、、運営はオールしずおかベストコミュニティで、
      NESTが「とも」の沼津店・静岡店、富士川楽座へブロッカー
      (旧:ウイルスブロッカー)の販売でお世話になっているNPO法人です。
      出店総数30、各部会からは5つの35のブースが所狭しと、
      様々な商品陳列、POPとにぎやかに授産製品を売り込むべく
      工夫を凝らして出店していました。

       そして、参加予定者数は107人
      (内訳:企業 41、行政 16、団体 7、事業所 38、個人 5)、
      グランシップでの雛祭り展へお越しいただいた方々の当日参加もあり大盛況でした。
      商談会は12時スタート、17時終了で5時間にわたり、
      うち2時間は基調講演会が開催されました。


      1.JPG

        NESTが出品したブロッカーは、2月初旬にテレビ番組(世界一受けたい授業)で
      紹介されたこともあり、消費者庁からの呼びかけで近頃使用禁止になった模倣品
      (ウイルスプロテクター)との成分比較・説明にはお客様に「安心・安全な商品」
      として納得していただくことが出来ました。
       又、製造元のエンブロイ株式会社からの事故に関する「ご案内」は、お客様に
      説明しながらお配りしたことにより、二酸化塩素の固形化が特許を取得した物質
      であることも紹介することが出来ました。

        良かれと思って身につけていたもの、身につけさせたものにより危害(化学火傷)
      を発生させた事故は人体だけでなく心をも傷つけてしまったと思います。
      来場されたお客様の中には、ブロッカーをご存知の方もいらっしゃいました、又、
      市販のドラッグストアーで類似品を見たという方や知らない方もいらっしゃいました。
       お客様のお顔を見ながら安全性と効能を説明し、手にとって購入していただくことは、
      委託を受けて作業訓練を頑張ってやっている利用者への励みにつながることだと
      思いながら説明をしました。

      インフルエンザ・ノロウイルスの時期だけでなく、これからやってくるスギ花粉の
      対応策として利用者が完成させている「ブロッカー」がお役に立てたらと願っています。
       又、そのほかの除菌・ダニ対策・消臭効果と「身につけていると予防できる優れもの
      なので、もっと活用していただきたい商品です」と提案したいと思います。
       しいては、NESTの利用者の励みだけでなく、被災地の雇用創出に協力できる
      ものなのでもっと市場に知れ渡り、利用して欲しいと思います。


      2.JPG


        せっかくなので、私の勉強もかねてずらりと並ぶ各ブースを訪ねてみました。
      出店をされた授産製品は「手づくりのやさしさとまごころのぬくもり」が伝わってくる
      商品ばかりで細かな細工を施しているもの、リサイクルをして製品化したものなど
      興味深いものでした。

        NESTでのオリジナル「授産製品」は今のところ検討中ですが、お客さまに
      興味を持っていただけるもの、お客様がリピーターとなってくださるような
      愛される製品を出せたらと思っています。


      基調報告 : スワン株式会社  代表者 海津 歩様

      私の感想→「スワンベーカリー」はすごいですよ・・・

        基調報告のオープニングで聞こえてきた内容は、基調報告ではあまり耳に
      しないトークで、来場されていた方は、一瞬戸惑った方もいるのではないかと
      思うくらい、この先の話はどうなる・・・のかなとも思えるぶっちゃけトークで・・・

      「朝、利用者の子が来たかと思ったら、いきなり走りすぎていく・・・
      障がい者は大変です!」との内容の話題を、元気良く言い放っています。

        しかし、ブースから聞き耳を立てて聞いていると、企業目線のいい話を
      されているのです。経営ポリシーが「愛と正義と勇気の経営」です。
       まさしく、元気あふれるトークから厚い情熱が伝わってきます。
      商品開発においては、障がい者主体でなく、お客様が主体になっており
      あくまでも商品力を追求しているわけです。

       私たちNESTにおいても、企業様(取引先)との信頼関係を築く為には、
      障がい者であっても納期と品質にこだわらなければならない、そんな課題を
      クリアする為に日々訓練をしています。

      スワンベーカリーのそんなところと、私たちNESTは共通しているように感じました。


                                            『花咲かせ隊 土屋』



      就労支援センターNEST
      就労継続A型 就労継続B型 就労移行
      http://www.nest-cocorone.com/
      〒418-0022
      静岡県富士宮市小泉413−2
      TEL:0544-21-9000 FAX:0544-21-9071


      calendar
           12
      3456789
      10111213141516
      17181920212223
      24252627282930
      31      
      << March 2013 >>
      PR
      selected entries
      categories
      archives
      recent comment
      recommend
      links
      profile
      search this site.
      others
      mobile
      qrcode
      powered
      無料ブログ作成サービス JUGEM