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    • 2019.06.21 Friday
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    サービス管理責任者等研修で学んだこと

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    JUGEMテーマ:軽度発達障害児
    平成24年度 サービス管理責任者等研修で学んだこと
    研修の目的は、「障害者自立支援法の適切かつ円滑な運営に資するため、サービスの質の
    確保に必要な知識、技能を有するサービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者の
    要請を図ることを目的とする」です。
    対象者としては、私のようにサービス管理責任者(以下、サビ管とする)として配置をしよう
    とする者が含まれています。
    3日間の研修は1日目:共通講義7時間、2日目:講義・演習の7時間、3日目は演習の
    6時間半で行われました。
    共通講義は参加者全体の260名が対象、演習は1グループ8人で12グループに分かれ96名で
    行われました。96名の中には現にサビ管(追加講習で参加)である者も含まれています。
    私は12グループのメンバーの一人として演習に望みました。
    支援局の計らいで、メンバーは東部地区の沼津・三島・御殿場・裾野・富士宮・伊豆・富士
    それぞれの施設の「サビ管を配置しようとする者」のメンバーでした。
    施設の理事長を兼任される方、施設新設で障害者福祉へ係わる方等、A型・B型関係者
    年齢層は50歳代から20歳代後半、男女比率は4対4で、移行支援の参加者は私一人でした。
    私自身は障がい者(知的・精神)の方々と直接会話したり、指導・支援する経験が浅く
    現在進行形で習得しようとしている状態ですが、講義資料の中身は新法への変更での
    影響が大きく反映されており、ほぼ「福祉的」指導・支援・訓練に感じてしまいました。
    NESTでは「企業的」指導・支援・訓練を通して、品質の確保、納期管理、就労への見通し
    を前提に訓練作業を厳正にしているので、その様に感じたのだと思います。
    《グループワーク》
    事前課題として、47歳女性の個別支援計画を作成し提出することになっており、演習2日目
    に8名のサビ管が立案した個別支援計画を交換し合いました。
    96名のサビ管が立案し、その中の8名が立てた計画は、大筋では「就労する」という目標
    設定は同じものでした。が、その目標に対しては、96通りのプロセスがありました。
    どの計画が正解なのか・・・という結論は出さず、8人のメンバーのまとめでで、47歳女性の
    支援計画を立てることが、演習の最初の課題でした。
    8人の中から進行役を順番に決めていましたが、私が担当することになり進行役を務め
    ましたが、60分の中で8人の意見・考えを集約し立案することは大変なことでした。
    その中で感じたことは、サビ管各々の障がい者が働くと云う事に対する考え方のギャップ
    就労に対する目標は同じでも、地域環境や施設の環境なども含めて、プロセスが様々でした。
    12グループがそれぞれ発表した個別支援計画はどれも利用者主体であり、どれも
    うなづける個別支援計画で全部組み合わせたら、素晴らしい計画だとも感じました。
    しかし、NESTにおける品質・納期管理・支援計画の期間・期限に対するNEST全体の
    「もっていき方」とは違うことを強く感じました。
    その根拠は、NESTオリジナルの個別支援計画の書式に現れています。
    一つの「課題」に対して、目標を定めるところは共通講義と同じですが、そこに、企業的な
    「もっていき方」=「工程」を組み入れていることが大きな違いの『本気』の現れです。
    同じ共通講義を受け、業務内容は同じでも、その人の考えかたが前に出てきたり
    サビ管の思い込みが反映される現実もあり、100パーセントその人に対しての
    計画が出来ているわけではないことが、今回の研修でも96人のデータがあることで
    実証された。利用者にとってベストな個別支援計画が望まれる。
    そのために、担当者会議を開催し、計画がブレないようにしたり、関係機関との連携を
    図ったりする必要も生じてくると思います、サビ管だけでの完結が生まれてはいけない、
    当たり前のことですが相談すること、そして相談する人を間違えると、目標へのプロセスの
    上でブレが生じたり、本人の課題やニーズから外れてしまうのだろうということを
    学びました。
                                       『花を咲かせ隊』 土屋
      

    実習受入れ

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    JUGEMテーマ:軽度発達障害児
     NESTでは、一年を通して大勢の実習生の受け入れを行っております。
    特別支援学校中学部様、高等部様、圏域の中学校の特別支援学級様、他の就労支援施設様や相談支援事業所様や就業・生活支援センター様のご紹介者様等々・・・。

     昨日は富士市立岳陽中学校の生徒さん10名が見学と体験実習に来て下さいました。
    NEST施設内作業及びフジ化学の吊るし作業場での作業と、学校においてチーム分けをして下さっておりましたので、それぞれの作業場において半日体験していただきました。
    元気の良い、挨拶がしっかりできる生徒さん達で、NEST職員・フジ化学社員が感心する程、気持ちの良い受け答えをして下さいました。
    実習に対する取組姿勢も素晴らしく、皆さん生き生きした表情で、嬉しそうに、且つ真剣に取組んでおられました。

     実は今回は10名の生徒さんに先んじて3年生の女子生徒さん1名が4日間の実習に入っておられ、昨日が最終日でありました。
    彼女も他の生徒さん同様に、挨拶返事は大きな声で気持ちよくできており、作業への取組姿勢も申し分無い、また作業能力的にも優秀な実習生でありました。

     彼、彼女らをそのように育成された、特別支援学級御担当の先生の取組姿勢に敬服致します。
    中学生でありながら、『就労』という事をしっかりと見定めておられ、中学生の今、できる事を最大限にやっておこうという意気込みが感じられます。
    時には叱咤し、時には激励し、都度適正な評価をされるブレの無い姿勢は常にお手本にさせていただきたいと感じる事ばかりであります。

     今回の実習を通して、新しい学びの場をいただけた事を、岳陽中学校の生徒さん、先生方に感謝致します。

                                                      上野

    就労支援センターNEST

    〒418-0022
    静岡県富士宮市小泉413−2





    復活

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     何時までも幼子に対するように接していることで、
    出来ることの範囲が狭まってしまっていたり、
    スポーツなどに接することもなく、
    様々な可能性の芽が出る機会もなかったりと、
    障がい者は周囲や外との関わりを遮断され隔絶されてしまうことがある。
    そのため、本来発揮できる能力が退化してしまったり、
    体力や持久力も低下したり、自信のない状態になっていることが多い。

    NESTでは、能力の低下や自信喪失から
    回復・復活していくためのプログラムとして、作業訓練を通じ、
    作業数や工賃といったわかりやすい達成感とともに
    自信を取り戻していくことができるようにしている。
    自信がつくことによって、様々な変化が現れ、
    本来発揮することができた、今まで隠れていた姿へと変わっていく。


    人間は情報の多くを視覚から受け取っている。
    しかし、発信する際はつい音という耳からの情報を使いがちである。
    耳からの情報は様々な音が同時に入ってくるため、
    必要なものを選別して受け取ることが難しいため
    処理しきれないことがあったり、記憶に留まりにくい。
    また刺激という点で過敏に反応してしまい、受け取れないこともある。
    写真や文字、イラストと様々な形で繰り返し確認することができ、
    静の情報である目からの情報のほうが
    必要なものだけを受け取りやすく、また記憶に留まりやすい。
    そのため、情報伝達手段・コミュニケーション手段として、
    目からの情報を活用していくことが、
    障がい者への負担を減らし、
    かつ伸び代を引き出していくことへと繋がっていく。
    その具体的な活用方法のひとつが視覚支援ツールであり、
    その整備が重要なのである。

                                         遠藤一秀


    就労支援センターNEST
    〒418-0022
    静岡県富士宮市小泉413−2 


    「ペンキ塗り」設備定期メンテナンスへの参加

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    JUGEMテーマ:軽度発達障害児
     
    10月27日と11月10日の2日間、フジ化学での定期メンテナンスを行いました。
    私達の担当は、ペンキ塗りでした。
    参加メンバーはフジ化学社員の他、NEST職員とNESTの利用者2名でした。
    10月27日は利用日ではなかったので今回のペンキ塗りは、バイト代としてフジ化学より支給されます。
    が、11月10日からは利用日となり特殊な作業として施設外支援します。
    この日のバイト代は、割増扱いなので何処かしらこころも弾んでいるようでした。
    計10名でのペンキを塗る場所はメッキ装置の本体をメインに、ハンガー台車や乾燥機の壁などです。

    メッキ装置の本体は職員が担当し、フジ化学(障がい者社員)とNEST利用者は主にハンガー台車
    を担当しました。
    普段行っているフジ化学での現場の作業とは全く違うペンキ塗りの作業でも、
    毎年ペンキ塗りを経験しているフジ化学の先輩障がい者社員や利用者達は手慣れた様子で作業していました。
       
                   
                        
    ペンキを塗る前には自分達で新聞やダンボールを準備し、ペンキが地面に垂れないように台車の下に敷き、台車に油が付いている場合はウエスで油を拭き、前回のペンキが浮いている所は1度ペンキを剥がしてから塗る所まで利用者が自分達でやっていました。
    この取り組みを通して「5S活動」での整理・整頓・清潔・清掃・躾を実践できたのではないかと思いました。


    毎日彼らと一緒に仕事を通しての取り組みをしている自分からすると利用者が1人1台大きなハンガー台車を担当してペンキを塗る事に何も違和感はありません。しかし、障害者と接することが少ない方からすると本当に利用者が1人で出来るのかと思うかもしれませんが・・・。

    ペンキ塗りは丸2日かかりとても大変でしたが利用者が一生懸命頑張ってくれたお陰で予想以上に
    きれいに仕上がり、作業者全員が大満足でした。

                     
       
            
    ペンキ塗りの効果はその後の作業でも表れました。
    ペンキ塗りには参加しなかった利用者達が、きれいになったハンガー台車を大切に使う様に
    なったのです。
    ハンガーを台車に載せるときは静かに載せる様になり、少しでも台車が汚れていたらウエスで拭き、
    移動する時は丁寧に運ぶ様になったのです。
    その様子を見てとても嬉しい気持ちになりました。
                                                小田


    就労支援センターNEST

    〒418-0022
    静岡県富士宮市小泉413−2 




    ちぃーむ とらのあな

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    JUGEMテーマ:軽度発達障害児

    Team 虎の穴
     
    NESTでは開所以来、毎日スタッフミーティングを行っております。
    その日の出来事、気になった事柄、翌日の予定といった短期的な(目先の)事を決めていました。
    しかし職員のスキルが上がると比例して難しい議題もチラホラ挙がり始め、各個人では解決が      困難、しかしどのように話し合いの場に持っていってよいか判らないといった思いが出始めました。
     
    そんな折に社長から、目先のことだけ考えるのは現状のスタッフミーティングでまかない、より深く掘り下げて話し合い、課題解決の為の勉強をして行く、そんな特別チームを作るようにとアドバイスが。
    「そうだA君、その名前、TEAM虎の穴」と。
    (正直初めて聞いたときはポカーン(-Д-;)としました。)構成メンバーは、考えが固定概念にとらわれないように、A型職員2名と移行職員5名での混合編成チームでスタートしました
     
    実際に会議(チームミーティングと言ってます)が始まると、メンバー各々の熱い想い、考えが出て、
    まとまらないまとまらない・(苦笑)・。でも、ちゃんこ鍋のようなもので、ばらばらな具材(メンバー)でも、一つの鍋(TEAM)に入れればうまく調和が取れて、良いダシ(意見)がでるものなんです。   でも、時々アク(間違った意見)が出ると、どこからともなく鍋奉行(社長)が スイッとすくい(救い)上げてくれるのですが・・。
    このチームの目標は、自立へ向けての就労する為に必要なチカラを身につける、また準備させるためには、具体的にどうしたら良いのか。もうひとつ、B型の利用者の工賃を上げる為には如何したら良いのか、目標工賃5万円を達成させる為には如何したら良いのか、その、どうしたら良いのかを具体的な、解り易い形にすること、その形としての支援ツール創り、この事を毎日真剣勝負しています。
    大きな目標すぎて多少の不安は感じつつも、やりがいを感じながら格闘の毎日です。


    追伸
     
    私は、利用者と11/3に、一社一村運動に参加しました。
    これは、一社一村に参加しているフジ化学の恒例行事となっています。
     
    参加者は、フジ化学社員とNEST利用者ですが、何せ、一村側の原睦会からの要請が突発的に懸かるものですから配置計画や月間予定を組めず、そういう時は、サッカー部での謂わば部費稼ぎとして召集されました(笑)。
     
    現地についてから地元の人たちに説明を聞き、その後に畑の雑草を刈ったり、球根を植えたり。作業は中腰なので筋力トレーニングにもなり、一石二鳥?
     
    普段とは全く違う作業なので部員達は気分転換もでき、まるで生き返ったようにはしゃいでいました。
    休憩時に飲むお茶も、ペットボトルとはいえ、普段とは全く違う味だったと思います。
     
    最初は地元の人たちとは「・・おはよう・・ございます・・。」「あー、おはよう・・。」と、ぎこちなかったのですが、終わる頃には「お先に失礼しますっっ!」「また頼むねー」という声が聞こえてきました。
     
    植えた球根が花をつける春先に、また行ってみたいと思います。               赤池
     【就労支援センターNEST】
    就労移行・就労継続A型・就労継続B型

    http://www.nest-cocorone.com/

    fax 0544-21-9071

    〒418-0022
    静岡県富士宮市小泉413−2 

    tel 0544-21-9000 0544-21-9099


    在来傾倒

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    滞留って?既得権?

    多様な障がい者への多様な取り組みの中で、
    「うちの子たちは、難しい仕事は出来ないだろう」と云う、旧来の考え方がある。
    施設での滞留、既得権に固執しているような在来授産所施設での考えは、
    自立や就労とは程遠く
    「就労とか工賃アップとか云っても多様な子たちがいるんです‼」
    在来施設での取り組みへの傾倒が幅を利せる。


    遠藤一秀


    就労支援センターNEST

    〒418-0022
    静岡県富士宮市小泉413−2 

    福祉アレルギー

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      元々が福祉アレルギーであったにもかかわらず、福祉の世界へ仲間入りした。
      福祉サイドの人達と一緒にやっていくには、
      少々の軋轢を感じることなくやっていける筈はない。
       
      福祉の世界でやっていく以上は、
      軋轢や考え方の違いを感じながらも相手や周囲を尊重しながら、
      協調してやっていかなければならない。
       
      そこらじゅういたるところに矛盾だらけの、就労の壁となる周囲の環境そのもの、
      所謂障壁が存在している。
      障害(知的)があるために働く場所がないとか、働けないのは障害があるからだとか、
      障害があるから働くことができない、ということばを耳にすると私は、
      身体の中から使命感と云うエネルギーが溢れてくる。
       
      25年前、障がい者雇用を本気で取り組み始めたころ、確かに不安と疑いがあった。
      本当に仕事が出来るだろうか、間違いやトラブルが起きるのではないか、
      その不安も様々な出来事も、障がい者のひと達の仕事ぶりが、
      それほど時間をかけずに乗り越えさせてくれた。
       
      取引先顧客に対して品質が信頼へ繋がり、顧客紹介を産み、新規受注へ繋がって行った。
      その自然な流れは、障がい者社員への共生、共同体と云う感覚から
      感謝という感情へ変わっていった。
       
      感謝という感情から生れた使命感は、
      更に多くの障がい者雇用や障がい者就労支援への実現へと私を進ませた。
      使命感が増すに吊れ周囲の障壁の高さが益々大きく、強大に感じるようになってきた。
      障壁は、周囲だけでなく内側にもあった。
      福祉の世界へ踏み込む前はそれほど気にならなかった社内も、
      福祉事業所となってからは、障壁と感じる職員も現れ始めた。
       
      障壁は、補助的業務に満足し伸び代を否定し、市場参入を遠ざける。
      結果として低工賃や就労出来ない障がい者のひと達を
      創りだしてしまうと云う弊害が生まれた。
      障壁との戦いは、福祉側のひと達とも存在する。

      静かに穏やかに軋轢を創らずに進めなければならない、
      憤りも、静かな正義感に変えて・・


      遠藤一秀

      e.kazuhide@cocorone.co.jp




      【就労支援センターNEST】
      就労移行・就労継続A型・就労継続B型

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