<< わが身の生きづらさを知った | main | 就労者された方からの学び >>

社会福祉法人では学べなかったこと

0

    JUGEMテーマ:仕事とは

     

     社会福祉法人で25年以上も障がい者福祉に従事し、50歳近くになり幾つか腑に落ちず、それが壁となり残された人生は当事者のニーズに向き合おうと決意し、周囲の反対を押し切り転職しました。腑に落ちなかった事とは、施設入所者は制度が変わり授産活動から生活介護に切り替わり、あなた方は入所者だから大変な思いをして働かなくとも良いですよと、仕事と僅かながらの工賃も無くなりました。重度の障がいを持っている方ばかりがという訳でもないのに、どうして仕事をさせてくれないの。工賃をもらいたい。と切なる願いに返答が出来ず辛かった事を思い出します。また行政と同じ体質で、せっかく積み上げてきた専門的なスキルや関係機関とのネットワークも人事異動、配置転換となし崩しにされた事は、職員として残念でした。

     

     株式会社は営利団体だからとダークなイメージを持たれる方が多いと思います。それは福祉ビジネスや貧困ビジネスの目的で利用者さえ集まれば給付費を貰えると囲い込み、本来のサービスには興味がなく、社会福祉法人やNPO法人のお仕事ごっこを真似している事業所が多いことを残念に思います。

     

     本来の目的が大切ではないでしょうか。


     質の高い就労支援を通して、利用者が一般就労、高収入、高工賃という目標を達成する事を含めたものが本当の意味の営利であり、本来の目的です。社会福祉法人と違い株式会社は課税が有り、逆に殆ど助成金は有りません。ハングリーだからこそ経営者やスタッフの工夫や発想が努力と経験となり実践に活かされるのだと気づかされました。無限のアイディアにより、既存には無かったサービスとして提供できるのです。

     

     事業所として、サービスを必要とする障がい者に選ばれるかが評価になります。

     

     NESTは利用者の一般就労を実現し、そして給与や工賃の向上では大きな実績を上げ続けています。これは長きに渡って障がい者雇用に取り組んできた企業だから成せる業だと、入社時より驚かされる事ばかりです。徹底した生産管理、個々に視点を合わせた職業教育、ルールマナーをはじめとした社会性の育成と福祉事業所の枠を超えた独立した生産集団を構築しています。

     

     現在70名の方々にNESTを選んでいただき利用契約を結んでいますが、良質なサービスを維持し続ける為には、支援員が仕事の調達、品質管理、納期の遵守と大きな責務を遂行しなければなりません。社会福祉法人では経験させてもらえなかった数的実績は、日々の積み上げがあってこそ、私にとっての「学びそびれ」改めてNESTで学ばさせていただいています。

    三浦 豊

     

     


    コメント
    コメントする









    calendar
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << July 2020 >>
    selected entries
    categories
    archives
    recent comment
    recommend
    links
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM