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    【やる気】

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      利用者のSさんは,1人暮らしを開始してから血圧が高くなりました。

       

       

      体重の増加が著しく一般的なメタボ体型になってしまいました。

       


      それが起因してでしょうか
      足、腰が痛いと言うことが多く作業時などは、とてもとても辛そうです。

       


      自立という大義に迫られ1人暮らしを始めたのですが食生活へのアドバイスは一生懸命しているのですが本人の自己申告を信じるしかありません。

       


      体重の増加の要因は運動不足+高カロリー物の摂取ということは明白だったのでその対策が必要となりました。

       


      日常の中に如何に運動を取り入れるかを考え、徒歩通勤を勧めることになりました。

      S君は元々は会社のサッカー部に属しており、毎日会社周辺を昼休みを利用してジョギングするなど、運動することは決して抵抗があったわけではありません。

       


      しかし、部が解散してからは目標を失ったのか、体力作りの為のジョギングもやらなくなり、典型的な運動不足の弊害が表れる様になりました。

       


      S君の住居から会社までは片道約3km。今まではバスで通勤していたところを、身体の負担を考えて、朝だけ徒歩で通勤することになりました。

       


      体重と血圧の測定をして、記録することにしました。

       


      2週間程過ぎた頃、職員がその値をグラフ化し、本人にみせたところとても喜んで、他の利用者にも自慢げに見せびらかしていたようです。

       


      結果が【見える化】されたことでS君は、「言われたから徒歩通勤している」という受け身から、「数値の改善をする」という目標に向かって積極的に歩くようになりました。

      すると、不思議なことに、血圧も正常値に近づいてきました。

       


      結果が出つつあると、更に食事も従来からの夕食である油っこい惣菜一辺倒なものから栄養面を補う食事を摂るようになりました。

       


      健康維持の為に始まった徒歩通勤が積極性や意識の向上につながってきました。

       


      制度を審議するにあたり生活管理の手薄さが、自立を支える就労という柱を危うくする大きな要因である事は予測できていた事とはいえ、真の自立への道のりは遠く高い壁である事を知って頂きたいです!

       

            

       

      A型 カリスマ支援員

      JUGEMテーマ:軽度発達障害児


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