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「ほうれんそう の おひたし」
- 2018.06.12 Tuesday
- 日常
- 18:34
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- by cocorone-nest
JUGEMテーマ:軽度発達障害児
朝 8:45 「おはようございます!ありがとうございます!・・・」
挨拶訓練の元気な声がNEST内に響き、NESTの一日が始まります。
朝礼の中では、挨拶訓練のほか幾種かの読み合わせも行います。
NEST独自の資料の読み合わせを行い、内容を再認識、
一日の始まりに気を引き締め、作業に入ります。
その資料の中のひとつ 「報連相と気づき」から・・・
※ 報告とは、今上司の知りたい情報を完結に早く知らせる義務のこと。
※ 連絡とは、相手の欲しい情報を欲しい時に伝え知らせる気配りのこと。
※ 相談とは、上司の力を借りて自分が成長するチャンスや上司の
意見を聞いて問題解決する技術のこと。
「報告・連絡・相談」は、職場や研修など様々なところで耳にし、
今や誰もが知っている言葉になりつつあるのではないでしょうか。
最近、この報連相の話に関わり、
『ほうれんそうのおひたし』という話があるようです。
その『おひたし』とは・・・
「お」=怒らない
「ひ」=否定しない
「た」=助ける(困り事あれば)
「し」=指示する
報連相を受ける側の者が、この点に気をつけ誠意を持って対応すれば、
報連相する側が、よりしっかりと行動できる、と言うものです。
理由も聞かずに怒る、最初から否定、何も助けない、指示もない・・
そのような状況ではよい報告・連絡・相談は出来ません。
求めるだけだはなく、与えるということ。
たとえば作業中、一つの箱が終了 ⇒ 完成の報告となりますが、
声を出すタイミングが分からない、何と言えばよいのか分からない、
大きな声を出すことや、相手の状況を読むのが苦手、
という方も多くいらっしゃいます。
そのような方に頭ごなしに「すぐ報告してこなきゃダメじゃん!」ではなく、
職員が作業の進捗を常に確認し、報告出来るような状況や環境を整える。
最初は職員の顔を見ることもできなかった人が、アイコンタクトから
徐々に 「あの・・・」と発声し、「できました」と小声から、
「できました!」と自信を持ち、
職員の状況を読んで報告ができるようになる。
毎日繰り返し行うことで、報連相の大切さを身に着け、
社会で通用する人材になる。
その手伝いが私達職員の役割だと、思っています。
職員は利用者さんに対しては報連相を受ける側ですが、
職員間では報連相を行う立場となります。
『おひたし』の作り方を知らなければ、
『ほうれんそう』を味わう事ができない、
ということになると思います。
因みに、『ほうれんそう』が広まるきっかけとなった書籍
『ほうれんそうが会社を強くする』によれば、報連相の本来の意味は
「報告、連絡、相談をしやすい環境を作りましょう」という、
上司に向けた言葉なのだそうです。
NESTの報連相が良く育ちますように・・・
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