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    • 2019.06.21 Friday
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    Tha 座談会  体験談からイメージする就労

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      JUGEMテーマ:軽度発達障害児


       
      就労支援の施設といっても、
      中には「就労」のイメージが漠然として不安だったり、
      訓練で身に付ける重要なことがぴんと来なかったり、
      イメージ出来ず「就労」という目標への
      モチベーションが持てないという方もいらっしゃいます。
       
       
      個別支援計画の説明会などで就労に向けてのステップを
      説明させて頂きますが、
      日常意識するほどのインパクトには中々繋がりにくいもの。
       
      実際にNESTから就労を実現し現在も継続されている先輩方に
      就労実体験を話して頂くことで、
      利用者の方に就労や進路をイメージし考えて頂きました。
       
      移行支援の2年という期間を例に、

      どのくらいの時期にどんなことを身に付ける必要があるのかや、

      職業訓練などの紹介など、就労者の方や実際の受講者の方の発言も

      交えたことで印象的だったようです。
       
      就労者の方の体験談では、事前に配布していた質問に
      それぞれメモを用意して下さっていたこともあり、
      具体的な話を多く聞くことができました。
       
      希望していた業種とは違う仕事でも、
      今の仕事場で褒められたり、いてくれて助かると言われて
      嬉しいと感じていること。
       
      やめたくなったり、心が傷つくなどつらいこともあったが、
      我慢するだけではなく、相談することができたことで、
      フォローをしてもらうことができたこと。
       
      朝早い出勤や繁忙期の残業があっても、

      安定した生活リズムの中で自分の時間をしっかり持って

      目標に向かって努力できていること。
       
      良いことばかりではなく大変なこともある中で、
      それぞれ就労を続けていることを話している姿はとても眩しいものでした。
      利用者の方からの質問も積極的で同じように感じた方は多かったようです。
       
      その後、挨拶や返事を意識するようになったり、
      それまで以上に作業に前向きに取り組む利用者の方が増えました。
      就労をして働いていくという姿勢を身近に感じたことは、
      大きな刺激になったようです。
      今回感じたことは支援の現場に生かしていきたいと思います。

       

                                  生活支援員 中村

       

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      『就労支援フォーラム2018 参加報告』

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        JUGEMテーマ:仕事とは

         日と9日と新宿ベルサールで開催された日本財団が主催する『就労支援フォーラム2018』に遠藤社長の代理で参加してきました。全国から1,500人以上の参加者が集い、障がい者の就労について学び語り合ってきました。

        『就労支援フォーラム2018 オープニングセレモニー』

         

          8日の夜はナイトセッションでNESTの活動報告を2時間に及び報告させていただきました。『凄い取り組みをしていますね。』『A型事業所は静岡県で4年連続トップの給与支給って、どんな仕事を提供していますか。』『B型なのに11万円を越える工賃を獲得している利用者がいるなんて信じられない。』と多くの方々から驚嘆とも言える言葉をいただきました。

          他の事業所の活動報告や情報収集に伺いたかったのですが、次から次に質問攻めに合い、全く拝見する事は出来ませんでした。

        『2時間に及んだ、熱いナイトセッション』

         

          分科会の『そろそろ本気で工賃倍増』『A型事業所の良質な仕事の確保』では、既存の福祉の甘く温い考えで行政に不満を訴える方、ビジネスとして福祉を起業した方、明確な目標を掲げ斬新な発想で前向きに取り組む方と、立ち位置の違う意見が聴けた事は、自己確認にもなりました。

          ただ、今回の制度改正で8割近くの事業所が給付費ダウンという厳しい現状の中、事業所が主体で語られていて障がい当事者自身が置き去りにされている事に憤りを感じました。

        『1,500人の名刺交換』

         

         私はNESTで就労支援の本質に関わらせて頂いている事に感謝しつつ、NESTで学んだ事は明確な形や具体的な数字の積み上げであり、個々のニーズに熱く向き合って支援する事、これこそが就労支援の使命であるとしっかり認識が出来ました。

         

         NESTとの出逢い、私の人生において素晴らしい巡り合わせだと感じました。

         

                                                                                    三浦 豊


        NEST 第2回 納涼祭

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          JUGEMテーマ:軽度発達障害児

           

           

          NESTでは、OB・OGも含めた交流の機会と
          いうことで、昨年度から年に3回行事を行うようになりました。

          春の花見、夏の納涼祭、冬のクリスマス会です。


          春の花見は、今年度はOB・OGも参加となり、
          残念ながら、雨天のため室内でのレクリエーションとなりましたが、

          室内でできる障がい者向けのレクリエーションに

          大いに盛り上がりました。

           

          夏の納涼祭は、気持ちよく外で、という気持ちが通じたのか、
          前週までの雨天続きが嘘のように朝から良く晴れた暑い1日となりました。

           

          9時半の総合施設長の挨拶とともに、待ってました!と
          冷たく冷やしたラムネやペットボトル、アイスや
          こんがり焼き色がついたフランクフルトを受け取り、
          日よけのテントの下、美味しそうに頬張りながら、
          楽しそうに話をする様子がそこかしこで見られました。

           

           

          就労をして暫く経ったT君は、夏はかき入れ時の時期なので、
          とても忙しいと話してくれました。
          仕事帰りにバスを待っていると、NESTの送迎車をよく見るそうで、
          『かっこいいですね』と褒めてくれました。

           

          最近NESTから後輩が入ったMさんは、
          後輩のYさんが掃除をきちんとできていてがんばっていると、
          後輩のよいところをいくつも教えてくれました。
          人のよいところを認めて褒められるようになったと、
          後輩ができて成長したMさんを感じました。

           

          春のレクリエーションの時もそうでしたが、
          卒業したOB・OGの方の成長した様子や、
          充実している様子を直接聞けるのはとても嬉しいものです。
          今回はOB・OGの参加者は少なめでしたが、
          次のクリスマス会の時にはもっと多くのOB・OGの方の
          笑顔が見られればなと思います。

           

          今年は納涼祭がさらに盛り上がるよう、
          遠藤社長のネットワークで、ダンスチームの方をお呼びしました。
          富士市を中心に活躍されている『ホット・ステップ・カンパニー』という
          ダンスチームの方で、軽快な音楽に合わせ、ユーモラスな衣装と
          いくつものマスクを付け替えながら愉快なパフォーマンスを
          披露して下さいました。

           


          手拍子をしたり、身体を揺らしリズムをとったり、
          愉快な動きに思わず笑い声がこぼれたりと、
          盛り上がった楽しい時間を過ごすことができました。

           

          今回はお弁当は時間の都合上持ち帰る方が多くなってしまいましたが、
          最後の抽選会も外れ無しということで大いに盛り上がり、
          たくさんの笑顔を見ることができました。

           

          次の冬のクリスマス会は、去年に引き続き担当になっているので、
          利用者の方も、OB・OGの方も
          去年よりも楽しめる会になるよう頑張りたいと思います。

                                                          中村


          NEST青葉町の内覧会を終えて、新たな思い

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            3月より開所となりましたNEST青葉町の内覧会を、本日の午前中に開催しました。晴天に恵まれ、主に福祉関係でご尽力いただいてきた方々をお招きして、これから富士市で新しい挑戦を展開していく事をご報告させていただきました。

            ご来賓の方々からの心が熱くなるご祝辞に、感謝の念で溢れました。 先日、SBSテレビのニュース番組でNESTの取り組みを放送していただいたことも有って、ご参加いただいた方からは有意義なご意見やご質問をいただくことができました。 富士山の麓よりフォーマル(制度の範囲内)な就労支援だけでなく、NESTオリジナルなインフォーマルな(制度の先を行く)就労支援を実現したいと強く感じました。 テレビで放送されたテーマが『秘策あり、障がい者に高い給与実現』と、かなりインパクトが強かったので、皆様からの強い期待を感じました。

            今後も企業等への一般就労と職場定着への支援は勿論ですが、事業所内の下請け作業でも高収入を生み出す事が可能である事を証明していきたいと強く思います。各作業や各人に必要なオリジナルな治具等の開発を進め、生産性と品質の向上へ更なる挑戦をしていきます。また、従来の福祉業界には無かった営業に力を入れ、より高単価な仕事の獲得を目指していきます。

            自主製品『富士山にんじん』も更に販路の開拓を進めて、今年度の目標販売数6,000本を達成したいと思います。 またNESTブランドの新商品の研究を進め、第2弾のヒット商品の誕生を目指します。

            各事業の目標

            ◎就労継続支援A型…静岡県で3年連続、給与支給No.1を目指す。

            ◎就労移行支援…現在は企業等への就労率が20%〜25%であるため、30%に引き上げ、離職の無い定着支援体制を確立していく。

            ◎就労継続支援B型…昨年度は静岡県内で月額工賃がBest.10に入ったので、月額2万5千円から、3年以内に3万円以上を実現したい。

             

                          総合センター長  三浦 豊


            一般視聴者の反応

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              前回のブログの記事にもあるようにフジ化学・NESTへのTV局の取材が

              先日放送されました。その放送を視聴した人からの反応がありました。
              大部分は好意的な意見で興味本位の取り上げ方ではなく誤解を与えることも

              なく伝わったようです。
              その中でわたしが違和感を覚えた意見も少しありました。

              「現場で働いているの?」「普通の格好をしているの?」
              どうやら閉鎖的な施設の情報しか持ち合わせていなかったのか、その事は

              容易に想像できました。
              他の事業所では「できないだろう」という固定観念から、生産活動につながる様な

              作業をしていないのか、極めて簡単な作業しかさせないところがあると聞きます。
              服装も一目でわかるような色やアイテムをつけて、識別しやすいようにしている施設。
              そんな取り組みにはそこでの理由があるのでしょうが、私の主観的な捉え方ですが

              面倒を嫌っているのかな、という様に感じてしまいます。

              私どもの社長は常々私たちに『ミスをした利用者を責めるのではなく、ミスをしない

              ような工夫を怠った自分を責めよ』『これ位できれば充分と決めつけるな』などと

              言います。当然のこととして利用者さんを生産現場の戦力として捉えているという

              ことで、分け隔てなく偏見なく平等に扱っているということが直感で判ります。

              利用者さんのフォローをするのは職員・指導員であり、現場はいつも真剣勝負です。
              同情の様な偽善も偏見や差別も入り込む隙間はありません。

              放送された10分程の内容ではこういったことまでは伝わらなく、歯がゆい思いを

              してしまいましたが、ほんの一部ではありますが、私たちの取り組み内容が

              少しだけも伝わったことはとても嬉しかったです。
              イブアイしずおか 3.jpg

              赤池

              JUGEMテーマ:お知らせ


              ドキドキのテレビ取材

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                3月9日にフジ化学、NESTでテレビ取材がありました。 私が作業しているフジ化学では朝礼の取り組みやA型の利用者さんの作業の様子を撮影したり、 利用者さんへのインタビューが行われました。 事前にテレビの取材が行われることを利用者さんに連絡していたので、取材当日は多くの利用者さんが 朝礼前から緊張していて、中には遅刻しない様にと普段より15分以上も早く出勤している利用者さんもいました。 私も前日からの緊張感と当日も少し不安がありました。 その不安は利用者さんが撮影される緊張感と慣れない雰囲気でいつも通りの朝礼が行えるかどうかという事でした。 以前からブログで紹介していますが、フジ化学の朝礼ではすり足訓練や朝礼資料の読み合わせを行っています。 すり足訓練の他にも四股踏みとスクワットのメニューも準備され、朝礼資料も週替わりでも3か月分ほどの社長手づくり資料があります。 この、ストレッチ&筋トレメニューを実施するようになってから、それまで腰痛で不快だった利用者さんの腰痛がすっきりと完治してしまいました。 また読み合わせでは職場における暗黙のルールをわかり易く整理整頓した資料としてくれてあるため、毎日の読み合わせが摺り込まれほとんどの 利用者さんは職場におけるルールというルール、規則という規則、マナーというマナーのすべてに於いてきちんと行動が徹底され、まるで禅寺の修行僧のようです。 すり足は基本姿勢を保ちながら全員で声と動きをそろえて行い、朝礼資料の読み合わせは当番に続いて全員で声を 合わせて読み合わが出来ていますが、当日は動きがずれてしまったり、声が小さくなってしまわないか不安でした。 しかし、朝礼が始まると私の不安はすぐ消え利用者さん達は良い緊張感の中で最高のパフォーマンスを見せて くれました。正直、今まで行ってきた朝礼の中で1番良かったです。 私は、利用者さんが真剣に朝礼に取り組んでいる姿を見て胸が熱くなってしまいました。 朝礼が終わると利用者さんの作業の様子を撮影しました。 社長は利用者さんの特性を見極め、1人1人が自分の長所を生かせる様に作業配置を行っているため 当日は、部品の吊るし・外し作業、検査、梱包作業と各作業場で一生懸命作業に取り組んでいる利用者さんの様子を 撮影していただくことが出来たと思います。 最後はA型所属のK君とSさんがインタビューを受けてフジ化学での撮影は終了となりました。 インタビュー内容は私も全く分からないので、K君やSさんがどんな事を話してくれたのかとても楽しみです。 ここではフジ化学の撮影にしか触れませんでしたが、他にもNESTの様々な取り組みや社長の熱い想い も撮影されました。 今回の放送を通してフジ化学、NESTの魅力が多くの方に伝わればわたしもとても嬉しいです。                                                                                

                                                                                                                                               小田

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                初めてのクリスマスミニコンサート

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                  JUGEMテーマ:軽度発達障害児

                  本日1224()クリスマスイブ、NESTでは初めての

                  クリスマスミニコンサートを富士宮市小泉2区区民館をお借りし

                  実施しました。      

                                                            

                   8月に実施した納涼祭に引き続いてのお楽しみイベントでした。

                  会場は、NESTから徒歩にて移動可能圏内でしたので、歩いて移動可能な方には

                  職員と共に徒歩にて移動、困難な方はNEST送迎車により送迎という方法にて移動

                  していただき、9時からの開催となりました。

                   

                  今回は、ミニコンサートという事で、シャンソン歌手の佐藤美奈子さんをお招きし

                  利用者さんやOBOGの皆さんに、素敵な歌のプレゼントをすることができました。

                  佐藤さんがとても楽しく会を進めて下さり、綺麗な歌声を聴かせて下さっただけでなく

                  皆さんで一緒に歌ったりする事ができてとても楽しく盛り上がったコンサートでした。

                   

                  利用者さん達には、イベントを楽しく過ごしていただく為に、トナカイの角や

                  三角帽をかぶっていただく等、事前にお願いしていた事も有り、

                  皆さんにもクリスマスの雰囲気を盛り上げていただきました。

                   

                  予め集合場所や時間のお知らせをしてありましたが、OBOGの方の中には

                  急遽来られなくなった方や間に合わなかった方達もいらっしゃいました。

                  ご本人から連絡をいただけず、当方からの確認の電話にて遅刻・欠席が

                  わかるという少し残念な事もありました。

                  NESTでのイベントだけに限ってみれば大きな問題はありませんが、

                  就労先においても同様の事態が起きないように、今回の事を学びの機会として、

                  お伝えしていく必要性を感じました。

                   

                  皆さんでケーキを食べたり、プレゼントをお渡ししたりして楽しいひと時を

                  過ごせました。

                                                        

                   


                  初めての納涼祭

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                    JUGEMテーマ:軽度発達障害児

                     

                     

                     

                     827()NESTにて初めての納涼祭を実施しました。

                    今年度は職員も増員し、何とか体制が整い実現しました。

                     

                    初めての実施に伴い、実行委員に任命された職員は戸惑いの中で、利用者さんや就労されたOB・OGに喜んでいただく為にメニューを考え、準備を整え、手前味噌かもしれませんが、皆さんに満足していただける内容だったように思い、とても嬉しく思っています。

                     

                    NESTでは常に「就労に最も近い環境の提供」をモットーに日々の訓練を実施しているつもりでありますが、余暇の楽しみ方やその場に応じたマナーを身につけていただくためにも訓練作業だけでなく、JSTやSSTと共に行事も大切にしていきたいと考えております。

                     

                    受付を済ませ開始時間まで、指定された休憩所や安全に過ごせて他の人の迷惑にならない場所で待機する、引換券を使用して、納涼祭で楽しめるゲームに参加したり、食べ物や飲み物を受け取ったり、くじ引きに参加したり…

                    実行委員はとても良い内容を考え準備してくれたと思います。

                     

                    就労されたOBの保護者の方からのお声として、就職してからは、なかなか自分たちで遊びに行く機会がなくなり、NESTでのこういった催しに誘ってもらえるととても嬉しいという内容のものがありました。

                     

                    圏域においては、チャレンジさんが企画されているチャレンジサロンや、富士市育成会さんが行われているカルチャースクール等がありますが、未だ未だ足りていないのが現実なのかもしれませんね。

                     

                    今回の催しをただ単に成功したと言って喜ぶだけではなく、見えてきた課題や次回は更に皆さんに喜んでいただく為に、しっかりと振返りをして次回⇒クリスマス会に備えたいと思います。

                     


                    NESTの一員となり、日々の気づき(新任職員の投稿)

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                      JUGEMテーマ:お知らせ


                       就労支援センターNESTの生活支援員に就かせてもらいましたが、全くの素人で知識も経験も何もない私がどのように支援していけるのか?毎日、覚えなければいけない事や注意すべき事など、戸惑いばかりの日々でした。そんな中、社長さんを始め、職員全員でサポートして頂き今日に至ります。
                       まずは、指導できる職員になる為、作業を覚えなければと、気持ちは焦るのですが、作業日課に追われ、業務を覚えるだけで必死の日々でした。作業をしても利用者さんより手際が遅く、私に出来るのか?と悩む事もありました。それでも、利用者さんが、いち早く私の名前を憶えてくれて、とても嬉しかったので頑張ろうという気持ちになりました。社長さんに「指導する立場ですよ」と指摘され、「ハッ!」と気づく事もありましたが、一緒に作業するうちに、指導員でありながら、作業する仲間という気持ちも出てきました。
                      そんなある日、お花見フェスタを企画して頂き、浅間大社でお花見、社長さんからの豪華なお弁当も出していただける楽しそうな計画でした。作業ばかりでなく、このように交流して楽しむ事もあるのだと正直驚きました。
                       お弁当を食べていた時に、レンコンが辛かったので、「レンコン食べましたか?」と聞いてみたらYさんは「辛かったです。でも飲みました。」と答えてくれました。私は「飲んだの?」と驚きました。後で、(辛いけど諦めて口から出さないで、しっかり噛んでから飲み込んだ)と理解できました。Kさんは「辛いのは無理です。」と話してくれたので、「無理に食べなくても良いですよ。」と話しました。

                       このような機会に利用者さんの事を理解し、作業に生かしていければと思いました。利用さん1人1人感じ方が違うので、どのように伝えればわかりやすいのか?この先の課題となりますが、利用者さんの成長に負けないよう私も成長いていければと思います。

                       


                      お花見フェスタ

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                        平成2842日に、富士宮浅間大社にて『お花見フェスタ』を開催しました。
                        イベントが大好きな私は『お花見』と言うだけで嬉しかったですが、職員や利用者の皆さんと一緒に楽しめるという事で喜びもひとしおでした。
                        NESTでは、個々の目標に合わせ、就労に近い環境において日々訓練にとりくんでいただいているので、職員や利用者さん同士の交流は久しぶりでした。
                         
                        事前にお知らせをした際の利用者さんの反応もそれぞれで、初めから楽しみにされていた利用者さんもいれば、『杖だから行けない』と思いこまれ、それでも『車いすで行けば大丈夫かな?』と前向きな考えを示し実際に参加して下さったAさん。
                        『参加したくない。』と尻込みをしていたBさんはAさんも車いすで参加することを知り、楽しみにしてくれるようになりました。
                        いつもは、集団行動が苦手なCさんが、実は行事は好きな事を知る機会にもなりました。
                        『人が大勢いたり、知らない所へ行くと固まっちゃって石になっちゃう』が口癖のDさんも楽しそうに参加でき一緒に桜を見て『綺麗だねー』と満面の笑みを浮かべていました。
                        豪勢な花見弁当を見て『こんなに食べられないよー』と言いながらも、いつもよりしっかりと食べ、ほとんどの方が完食していました。
                         
                        綺麗な桜の花のもとで、挙式が行われており『おめでとうございます。』と花嫁さんを皆で祝福しました。
                        近くにある図書館も訪れたのですが、初めて行かれた方もいて、本が多いことに感動していました。
                        湧玉池で自然を感じ、沢山の鱒と鳩を観察していると、最初は生きものが苦手と言っていたEさんですが『鳩は雄と雌ってどう違うのですか?』と疑問に思ったようで、『確か綺麗な方が雄だとは思うけれど?』とスマホで調べ、一緒に確認しました。鳩は体が大きくて綺麗な方が雄で小さな方が雌だということで、よく観察するとモテモテの雌がいて面白い光景でした。
                         
                         普段拝見出来ない利用者さんの表情を見る事が出来、また知らなかった一面を多くの利用者さんが持たれている事を知る機会にもなり、ただ楽しいだけでは無い有意義なお花見となりました。
                         
                         幾つかのグループに分かれてブルーシートを広げて団らんしたのですが、中にはお酒を持ち込まれた利用者さんがいて、これには少々驚かされました。
                        通常のお花見でしたらお酒を飲まれる方もいて当然かと思いますが、これまでの利用者さんにおいてそのような表れも無く、全く想定しておりませんでした。
                        様々な障がいを追われた方がいらっしゃいますから、事前にお知らせすることの必要性を感じました。
                        お酒を飲めない方、好きだけど医師や家族に制限されている方等、いろいろな方がおられます。
                        お金の使い方や価値観また優先順位などに判断力を持たずに欲しいものや買いたい物などを考えなしに買ってしまう方もなかには見受けられます。以前、お酒を優先してしまいお米が買えなかったり家賃が払えなかったり電気料金を滞納してしまった方も居られました。利用者さんの幸せを考えると、お金の使い方や価値観から教えていく事も必要な事で、この事が疎かにされる事で貧困や犯罪へと関連していく可能性も心配なことです。
                         今回もまた、たくさんの学びの機会を与えてくれたイベントとなりました。

                        臼井敬子


                        JUGEMテーマ:軽度発達障害児
                         
                        鳩と桜
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